音楽プレーヤとイーモバイルBluetoothモデムとしてTouchDiamond(S21HT)を買い、使い勝手の良さに思わず勢いで
- TouchDiamond(S21HT)でのBluetoothモデム(BT-DUN)接続は素晴らしい!
本記事ではWindowsパソコンからTouchDiamond(イーモバイルS21HT)をBluetoothモデム(特にダイアルアップ接続方式、BT-DUN接続)として使う場合の使い勝手の素晴らしさについて述べる。なお当初この記事に入れていた設定方法解説については記事が長くなったため次の記事 「TouchDiamond... - Bluetooth音楽再生でTouch Diamond!WMPの再生リストが使える!
私がパソコン専用イーモバイルデータカードD01NXの代わりにTouch Diamondを導入したのはそれで携帯音楽プレーヤ(ポータブルオーディオプレーヤ)を兼ねたいと思っていたからだ。 もしパソコンモデムとして使い勝手が悪ければ、最悪の場合にはモデムとしてはD01NXを使い続け、音楽プレーヤとしてだけもTouch ...
この記事ではそれらに絡んで私が遭ったトラブルやあるいは悩ませた点に関して備忘録がてらメモしておくものである。
[Windows7にして以降パソコンとTouchDiamondの接続に失敗していたが….]
- 愛機タッチパネルモバイルノートFlybook V33iでWindows7ベータ版を使い始めた!
かなりテスト的な程度の気分でWindows7β版を(使用頻度の低くなっている)自作デスクトップパソコンに入れた私であるが、毎日片身離さず使っている愛機のFlybookパソコンV33iにもWindows7ベータ版を入れることになってしまった。 ベータ版のOSなどという不安定なものを常時必須のモバイル愛機に使おうとする...
状況としてはまずWindowsMobileデバイスセンターでの接続は完全に失敗する。で、WindowsMediaPlayerでの接続はなんかうまくいったりいかなかったりしていたのだが....
WindowsMobileデバイスセンターでの認識を初めとして「TouchDiamondとの同期がうまくいかなくなっちゃったな~」と思い続け、それをWindows7の責任にしていた私であったが実はパソコンとTouch Diamondの接続に関するドライバーのインストールが単にうまくいっていなかったようだ。
それに気がついたのはWindows7ベータ版が広まり始めてから時間が経つのにWindowsMobileデバイスセンターに関する不具合が特にネット上に報告されない、それどころか以下のように「Windows7ベータ版でうまくいっている」という報告を見つけたからで、それでようやく自分のところだけがおかしいと思い至った。
・Windows7 インストール日記(3) by EMOBILE DualDiamond(S22HT)
http://karl0204.at.webry.info/200901/article_14.html
結局、デバイスドライバーの再インストールについては以下のような手順をとった。
・「コントロールパネル」の「デバイスマネージャー」から「モバイルデバイス」のデバイスを削除した。その際に「このデバイスのドライバーソフトウェア削除するを」チェックした。
・そのほかの不明なデバイスも一通り削除した。
・そうして再起動して改めて繋げなおしたところ「ドライバーをインストールしています」「ドライバーソフトウェアをインストールしています」などが出て、最後はWindowsMobileデバイスセンターが自動で立ち上がって同期して無事接続完了して終了した。
その後、パソコンのWindows7ベータ版とTouch Diamondの同期に関しては以下のような不具合が出たがなんとか解決した。
・WindowsMobileデバイスセンターで「Outlookが構成されていません。」と出る。
→Outlookを一度でも起動して設定してパソコンを再起動。
・WindowsMobileデバイスセンターで同期を取ると「デスクトップで問題が発生しました。」と出る。
→Outlook2003を修復。OfficeのSP3(ServicePack3)の適用。
[Windows Mobile]解決!!デスクトップで問題が発生しました。
[Windows7ベータ版で解決しなかったWMPの起動失敗]
WindowsMobileデバイスセンタでの不具合はほぼ解決したものの、私のところのWindows7ベータ版では結局解決出来なかった、そしてそれ故にWindows7ベータ版からWindowsXPに戻すことになった、かなり面倒な問題がある。
それはそもそもWindows7でWindows Media Playerが立ち上がらない、起動しないことがしばしばあるということだ。
起動してもWindowsMediaPlayerの中が真っ白で、ライブラリの中身が出てこないままで固まってしまう。こういう場合、一般的にはプロセスを殺して再起動すると解決したりするものだが、今回の場合タスクマネージャでWMPのプロセスを殺せないのだ!
WindowsXPではなかったことで、Windows7で起こっていることに「タスクマネージャでプロセスが殺せない」というのがあり、この場合がまさしくそうでWMPlayer.exeのプロセスが殺せない。
結局この件は未解決なのだがとりあえずパソコンをシャットダウンすると起動できるようになった。個人的に
- 戸外で音楽を聴くのは専らTouchDiamondを使うようになっている。
- Windows7は起動が結構早くWindowsXP並である。
[その他、Windows7βでのWMPとTouchDiamondの同期でいろいろ起こった問題]
●Windows7搭載パソコンのWMPとの同期の速度が非常に遅い
パソコンとTouchDiamond(S21HT)とのWindowsMediaPlayer上での同期であるが、WindowsXPでの時はもっと速かった気がするのだが、Windows7になってからはかなり遅くなってしまった気がする。
1.5GB程度を同期するのに、気分的には1%で1分かかるようになってしまった。完了するまで100分=1時間半以上?
これに気がついたとき愛機に入れたWindows7をWindowsXPに戻すことを真剣に考えたが、下記のようになんかいろいろやっているうちに改善されてしまった気がする。また、そもそも一度同期して曲が転送されると基本的には追加した曲、再生リストだけが同期対象になるため、そんなに日常の負担でもないような気がし、Windows7を使い続けることにした。
この解決策として試行錯誤したのは....
・接続USBケーブルを市販の(線の細い)ものを使っていたが、S21HTに付属のものに替えた。
→初めは効果があると思ったが関係ない?
・TouchDiamonに最新のファームウェアVer1.81.881.2 JPNにアップデートした。
→関係あったかも。すなわち少しは速度が改善する?
まあでも気のせいかも。
・そもそもスペックの低めのパソコンでは同期が遅くなる。
→いくらVistaに比べて軽くなったWindows7とはいえ、XPよりは重くなっているのも事実。また同期は単なるコピーではないので、そのためパソコンではそれなりの負荷がかかり、スペックの低いパソコンでは遅くなってしまう可能性がある。
WindowsMediaPlayerの同期の画面で「同期の状態」を見ると現在どの曲が同期されているか、刻々と見ることが出来るのでそれで止まっていないことを確認した。
●同期の際に転送されない再生リストがある。あるいはTouchDiamond(S21HT)に転送された再生リストの中の曲が完全ではない。
・再生リストのファイル名を勝手に変えてはいけない。再生リストをテキストエディタで見た時に、上の方に書かれているタイトル名と再生リストファイル名を一致させる。
→ややこしいことに再生リストの名前はwplファイル名とファイルの中(テキストファイルなのでエディタで見れる)に書いてある名前のそれぞれが使われる場合があるようだ。
再生リストを作った際には最初、ファイル名(拡張子.wplのファイル名)とファイル中に書かれた再生プレイリスト名は一致するのだが、WMP上やあるいはエクスプローラで再生リスト名を変えると、中に記述の再生リスト名だけが変わったり、ファイル名だけが変わったりしてWMPでうまく認識できなくなってしまうことがある。
この対策としては極力作った再生リストは名前を変えない、時々ファイル名と中のプレイリスト名を一致させ、後述の再読込を行う、などの措置があると思われる。
・曲の一覧が見えなくなってしまった再生リストがある。
→再生リストは曲が入ったフォルダと別なフォルダを設けてそこに作ることを勧める。そうしておいてこのような現象が発生した場合には
「ファイル」-「ライブラリの管理」-「Music」
から一端そのフォルダ指定を外す。そうすると再生リストがクリアされる。そして再度フォルダ設定をすると良い。
・優先順位を上げて再び同期する。
→よくわからないのだけど、優先順位をあげてやると読み込めることがある。
●TouchDiamondの中の曲を削除したのに、同期しようとすると「同期完了」となり同期が終わったことになってしまう
→同期に関する情報が中途半端に残っているらしい。
「Option」-「パートナーシップの同期の終了」
で一旦クリアしてその後再認識させる。
[以下、WindowsXPに戻した後に起こった問題]
- Flybook W33iをWindows7β版からXPに戻した~Windows7の感想
先月の記事で愛機のモバイルパソコンにWindows7ベータ版を入れたことを書いたが、なんとか2週間半使い続けたけれども、結局WindowsXPに戻すことになった。 本記事ではモバイルノートFlybook V33iでWindows7ベータ版を使った感想とWindowsXPに戻した理由について箇条書きで書き出していく。...
[Microsoft Outlook2003の導入とTouchDiamondとの同期]
TouchDiamondを携帯音楽プレーヤとイーモバイルBluetoothモデムとして買ったのだけど、メモ帳代わりにも使えそうだということで、その用途での使用を始めた。とりあえずToDo管理ソフトである「仕事」と「メモ」を使い始めたのだが、早速不具合が出て、同期をしてもデータがコピーされず....
デスクトップで問題が発生しました。
サポートコード:XXXXXXXXX
というエラーが出る。
このエラー、上述したようにWindows7ベータ版の時に発生して、その時にはOffice2003の修復とSP3の再適用で解決したように思うのだが、今回は結局以下の3つをして初めて解決に至った(のだったと思う。汗)
- やはり同様にMicrosoftOffice2003の修復(ただSP3の適用についてはすでに適用されているとのことで拒絶された。)
- ActiveSynceを一旦「プログラムの追加と削除」からアンインストールして、その後、再びTouchDiamondについていたCDROMからインストール。
- ActiveSynceの「ツール」-「オプション」で現在のPC(PocketPC?)を選んで「設定」ボタンを押し、そこで出てくる画面で「PCの削除」を行う。あるいはActiveSynceの「ファイル」-「モバイルデバイスの削除」を行う。(ごめん、どっちやったかあんまり覚えていないや^^;、とにかく一旦削除した。)
ただしこれをすると現在のデータ(仕事、メモ、など)が消えてしまう可能性があるので、注意する。
そうして再度、TouchDiamondを再認識させると「Windows PC 2」とか「Windows PC 3」とかの新しい名前がつく。
[mora winで試聴できない]
ある曲を買おうとしたらWindowsMediaPlayerでのインターネット楽曲販売システムmora winでしか売っていないのでそれを使おうとしたところ、試聴が出来なかった。試聴をしようとすると
指定したプロトコルがサポートされていないため、ファイルを再生できません。
[URL を開く] ダイアログ ボックスで URL を入力した場合は、別の転送プロトコル (たとえば “http:” または “rtsp:”) を使用してファイルを開いてみてください
と出てしまう。
これについてはWindowsMediaPlayer11を再度インストール(修復だったかな?)して最初からMoraを導入したところ直った。