快適イーモバイル!...がD01NXがPCMCIA UNKNOWN_MANUFACTURERで壊れる
以前の記事でイーモバイルを導入したことを書いた。それを使い始めて一ヶ月ほどであるが概ね快適だ。私は戸外で使うことが多いのだけど、やはりWILLCOMエアーエッジ「つなぎ放題」に比べると驚くほど快適で、画像が多いサイトもほぼ快適に閲覧できる。
[これぞブロードバンド!]
たとえば私が見る画像が多いサイトは
AKIBA PC HOTLINE
などがあったりし、特にその中の「今週見つけた新製品」とかは画像がたっぷりで、エアーエッジだと話にならなかった。しかしそこも快適に繋がる。
ただし自宅のFTTH回線と異なり、ページを繋げただけで直ちにそのページの画像が一番下まですべて取り込まれる、というほどの速度ではなく、後半の画像が出てくるまではワンテンポ待たされる程度だ。それでもエアーエッジ2xよりはずっと快適である。
また、GoogleマップやGoogleEarthなどもエアーエッジの「つなぎ放題」(64kbps)では使いものにならなかったのだが、イーモバイルでは十分に使えそうである。
[最初の接続も素早い]
接続する際もスムーズで、最初の記事で述べたように専用の接続ソフトが使えずに、サポート電話で教わった手動接続を使っているのだが、認証などはとても素早く実行される。エアーエッジでの接続がワンテンポかかるのと比較するとかなり気持ちよく繋がることに驚いた。
私は今までインターネットオプションで自動接続にしておくのは好きでなかった。勝手に繋がったり、しかも繋がることや取り消しなどでモタモタしたりして、鬱陶しいだったからだが、このイーモバイルはそれを許可してしまうほど、あっさり繋がることがほとんどだった。
無線LANやエアーエッジの時には回線が変わるとIEなどを立ち上げ直さねばならないことがある気がするんだけどエアーエッジではそういう感じもないようで、その点でもスムーズだ。それとも立ち上げ直さねばならない気がするのは速度や認証が遅くてモタモタするための私の関知がないのだろうか?
ともあれemobileでは各種速やかに繋がる。
[接続エリアについては十分には調査していないが...]
接続エリアについてはそれほどいろいろな場所で使ってみたわけでもないので分からないが、少なくとも戸外では繋がらなくて戸惑ったことはない。
屋内についてであるが私の自宅は賃貸マンションの低階層で、しかも部屋が奥まったりしているので、部屋ではワンセグは繋がらないし、WILLCOMのPHSも電波が入り辛いときがあるのだけど、イーモバイルの電波はきちんと入ってくる。
(まあ言うまでもなく、自宅では普通なら自宅回線を使うわけであるが...)
ただし地下鉄は全然だめ。地下へ降り始めたら改札までもいけない。まあこれについては仕方ないのだろうが、少しでも早く地下にまで広がることを願う。
[でも故障して修理に+_+]
とはいうものの、使い始めてから3週間ほど経ったころ、接続できないようになってしまった。私が使っているのはD01NXなのだが、CFカードをモデムとして認識してくれず、デバイスマネージャなどでは
「PCMCIA UNKNOWN_MANUFACTURER」
となってしまう。
再起動やドライバの入れ直しを繰り返したがそれでも直らない。パソコンのCFカードスロット事態が逝かれたかと危惧してしまったが「PCMCIA UNKNOWN MANUFACTURER」の表示は一般にPCカードなどの不具合が多いようだ。(もっとも当時はイーモバイルアダプタでその不具合と対処法を書いた記述はほとんどなかったが。)
そこでさっさとサポートに電話し、修理に出すことになった。
[サポートの印象~基本的には好印象]
サポートの対応は丁寧で、また恐らく同現象の例があったのか、速やかに修理を受け付けてくれた。最初の導入時に接続ツールが使えなくて手動接続を教わっているが、その時の情報もきちんと残っていたようだし、当方のユーザ確認もスムーズであった。
なお、送付手段についてはイーモバイルの指示で宅急便業者が自宅に取りに来た。それ以外の受付はしていないようで、これに関しては少々戸惑う。すなわち荷物を取りに来てくれる昼間、自宅にいるとは限らないわけで、私などは交代勤務で在宅時も比較的多いのでなんとかなるが、仕事で忙しい人は恐らくかなり困るに違いない。すなわちどっかに渡しに行くか、あるいはこっちから送りたかったのだが、それらの対応はしていないとのこと(当時)。
契約の時
「携帯と違い、サービス拠点を展開していないのでサポートは電話などが中心のものになる」
というのを念を押された意味が分かった気がした。
そういう柔軟性に欠ける部分以外については私の場合にはサポート対応に満足している。
ちなみに壊れた原因だが、Windowsで取り外しの手続きすることなく、強引に引っこ抜いたりしたのがまずかったようだ。というか、昔から各種PCカードについても、そういう使い方を当たり前にしているのでちょっと窮屈である。
(それで不具合が出るPCカードは「相性が悪い!」とそっちのせいにしてました。笑)
[壊れた原因]
契約するときにいろいろ聞いたのだが
https://stakasaki.seesaa.net/article/200712article_1.html
その中で
「エアーエッジにせよ無線LANにせよ、通信アダプタの製品的に、USBアダプタの場合にはかなり信頼性が高いが、PCカードはいまいちな場合があり、CFはどうなんだろう?」
という疑念があり、その危惧の中には強引に取り外しをした場合の壊れやすさなども入っていたのだがやっぱりUSB機器ほど強引では駄目みたいである。
なお、これを読んで「無茶な使い方をするなあ、サポートが可哀想だ」と思う方もいるかもしれない。だが果たしてそうだろうか。
この製品は今更言うまでもなく「イー『モバイル』」の製品である。すなわちモバイルで使うことを当然念頭に置いている、というかそれを主なウリにしているわけだ。
その中には当然、電車の中とか、歩きながらとか、そういう使い方をする人もあるわけだが、そういう場合にまでパソコンを使うというのは時間を惜しんで慌ただしく使う人が多いわけで、当然頻繁に開始停止したりするであろうし、素早く取り外しをしなければならないこともある。
バッテリーの問題からCFカードが刺さったまま異常終了するような場合も得てしてあるだろう。そういう場合でも頑強な製品を提供することは「モバイル」ということを社名にまで入れている以上、要求されて仕方ないのではなかろうか?
この分野に関心のある方ならご存じのように次世代無線通信の無線許可取得で複数の業者の争いが熾烈を極めている。
次世代無線通信の免許 KDDI、ウィルコムに
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20071218nt08.htm
KDDI、ウィルコムに 次世代無線免許で総務省
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007121801000154.html
次世代無線免許、KDDIとウィルコムに決定か--総務省「現時点で事実はない」
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20363551,00.htm
総務省、2.5GHz帯の免許は21日に電波監理審議会から答申
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/37712.html
ホットストック:KDDI<9433.T>しっかり、次世代無線免許の交付内定報道を好感
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK006359820071218
イーモバイルはこの分野で先進的な役割を果たしているわけだが、他社が虎視眈々と狙っている状況の中、モバイラーが本当に使いやすいサービス、製品の提供を、より一層期待したいところだ。
[推敲度 1/10]
[これぞブロードバンド!]
たとえば私が見る画像が多いサイトは
AKIBA PC HOTLINE
などがあったりし、特にその中の「今週見つけた新製品」とかは画像がたっぷりで、エアーエッジだと話にならなかった。しかしそこも快適に繋がる。
ただし自宅のFTTH回線と異なり、ページを繋げただけで直ちにそのページの画像が一番下まですべて取り込まれる、というほどの速度ではなく、後半の画像が出てくるまではワンテンポ待たされる程度だ。それでもエアーエッジ2xよりはずっと快適である。
また、GoogleマップやGoogleEarthなどもエアーエッジの「つなぎ放題」(64kbps)では使いものにならなかったのだが、イーモバイルでは十分に使えそうである。
[最初の接続も素早い]
接続する際もスムーズで、最初の記事で述べたように専用の接続ソフトが使えずに、サポート電話で教わった手動接続を使っているのだが、認証などはとても素早く実行される。エアーエッジでの接続がワンテンポかかるのと比較するとかなり気持ちよく繋がることに驚いた。
私は今までインターネットオプションで自動接続にしておくのは好きでなかった。勝手に繋がったり、しかも繋がることや取り消しなどでモタモタしたりして、鬱陶しいだったからだが、このイーモバイルはそれを許可してしまうほど、あっさり繋がることがほとんどだった。
無線LANやエアーエッジの時には回線が変わるとIEなどを立ち上げ直さねばならないことがある気がするんだけどエアーエッジではそういう感じもないようで、その点でもスムーズだ。それとも立ち上げ直さねばならない気がするのは速度や認証が遅くてモタモタするための私の関知がないのだろうか?
ともあれemobileでは各種速やかに繋がる。
[接続エリアについては十分には調査していないが...]
接続エリアについてはそれほどいろいろな場所で使ってみたわけでもないので分からないが、少なくとも戸外では繋がらなくて戸惑ったことはない。
屋内についてであるが私の自宅は賃貸マンションの低階層で、しかも部屋が奥まったりしているので、部屋ではワンセグは繋がらないし、WILLCOMのPHSも電波が入り辛いときがあるのだけど、イーモバイルの電波はきちんと入ってくる。
(まあ言うまでもなく、自宅では普通なら自宅回線を使うわけであるが...)
ただし地下鉄は全然だめ。地下へ降り始めたら改札までもいけない。まあこれについては仕方ないのだろうが、少しでも早く地下にまで広がることを願う。
[でも故障して修理に+_+]
とはいうものの、使い始めてから3週間ほど経ったころ、接続できないようになってしまった。私が使っているのはD01NXなのだが、CFカードをモデムとして認識してくれず、デバイスマネージャなどでは
「PCMCIA UNKNOWN_MANUFACTURER」
となってしまう。
再起動やドライバの入れ直しを繰り返したがそれでも直らない。パソコンのCFカードスロット事態が逝かれたかと危惧してしまったが「PCMCIA UNKNOWN MANUFACTURER」の表示は一般にPCカードなどの不具合が多いようだ。(もっとも当時はイーモバイルアダプタでその不具合と対処法を書いた記述はほとんどなかったが。)
そこでさっさとサポートに電話し、修理に出すことになった。
[サポートの印象~基本的には好印象]
サポートの対応は丁寧で、また恐らく同現象の例があったのか、速やかに修理を受け付けてくれた。最初の導入時に接続ツールが使えなくて手動接続を教わっているが、その時の情報もきちんと残っていたようだし、当方のユーザ確認もスムーズであった。
なお、送付手段についてはイーモバイルの指示で宅急便業者が自宅に取りに来た。それ以外の受付はしていないようで、これに関しては少々戸惑う。すなわち荷物を取りに来てくれる昼間、自宅にいるとは限らないわけで、私などは交代勤務で在宅時も比較的多いのでなんとかなるが、仕事で忙しい人は恐らくかなり困るに違いない。すなわちどっかに渡しに行くか、あるいはこっちから送りたかったのだが、それらの対応はしていないとのこと(当時)。
契約の時
「携帯と違い、サービス拠点を展開していないのでサポートは電話などが中心のものになる」
というのを念を押された意味が分かった気がした。
そういう柔軟性に欠ける部分以外については私の場合にはサポート対応に満足している。
ちなみに壊れた原因だが、Windowsで取り外しの手続きすることなく、強引に引っこ抜いたりしたのがまずかったようだ。というか、昔から各種PCカードについても、そういう使い方を当たり前にしているのでちょっと窮屈である。
(それで不具合が出るPCカードは「相性が悪い!」とそっちのせいにしてました。笑)
[壊れた原因]
契約するときにいろいろ聞いたのだが
https://stakasaki.seesaa.net/article/200712article_1.html
その中で
「エアーエッジにせよ無線LANにせよ、通信アダプタの製品的に、USBアダプタの場合にはかなり信頼性が高いが、PCカードはいまいちな場合があり、CFはどうなんだろう?」
という疑念があり、その危惧の中には強引に取り外しをした場合の壊れやすさなども入っていたのだがやっぱりUSB機器ほど強引では駄目みたいである。
なお、これを読んで「無茶な使い方をするなあ、サポートが可哀想だ」と思う方もいるかもしれない。だが果たしてそうだろうか。
この製品は今更言うまでもなく「イー『モバイル』」の製品である。すなわちモバイルで使うことを当然念頭に置いている、というかそれを主なウリにしているわけだ。
その中には当然、電車の中とか、歩きながらとか、そういう使い方をする人もあるわけだが、そういう場合にまでパソコンを使うというのは時間を惜しんで慌ただしく使う人が多いわけで、当然頻繁に開始停止したりするであろうし、素早く取り外しをしなければならないこともある。
バッテリーの問題からCFカードが刺さったまま異常終了するような場合も得てしてあるだろう。そういう場合でも頑強な製品を提供することは「モバイル」ということを社名にまで入れている以上、要求されて仕方ないのではなかろうか?
この分野に関心のある方ならご存じのように次世代無線通信の無線許可取得で複数の業者の争いが熾烈を極めている。
次世代無線通信の免許 KDDI、ウィルコムに
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20071218nt08.htm
KDDI、ウィルコムに 次世代無線免許で総務省
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007121801000154.html
次世代無線免許、KDDIとウィルコムに決定か--総務省「現時点で事実はない」
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20363551,00.htm
総務省、2.5GHz帯の免許は21日に電波監理審議会から答申
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/37712.html
ホットストック:KDDI<9433.T>しっかり、次世代無線免許の交付内定報道を好感
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnTK006359820071218
イーモバイルはこの分野で先進的な役割を果たしているわけだが、他社が虎視眈々と狙っている状況の中、モバイラーが本当に使いやすいサービス、製品の提供を、より一層期待したいところだ。
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