Oukitel WP60 5G、落下衝撃で起動不能

 2025/11末より使い始めて気に入っていたOukitel WP60 5Gだが、忘れもしない2026年1月14日、床に落としてあっさり逝ってしまった。かなりの精神的ショックだが涙を飲んでレポートする。

[推敲度 3/10]

【目次】

1■落としたときの状況
2■代わりのスマホへの対応
3■中華タフネススマホの3年間と落下
4■スマホ22機種での落下歴
5■起動不能に陥ったが事前対策していて良かったこと
 5.1■やっぱり2台持ち
 5.2■eSIMよりやっぱりSIMカード
 5.3■写真先の保存先はやっぱりmicroSDカード
 5.4■毎日の自動バックアップ
6■おわりに

【本文】

1■落としたときの状況

 作業着の脇腹のポケットに入れていたが、大きい機種なのもあってよくはみ出ていることがあった。そのため、少しかがんだときに飛び出て落下、フローリングの床に落ちた。著しく高い位置から落としたのでは無く、1mあったかなかったかだったと思われる。

 落として「しまった!」と思って取り上げるとシャットダウンプロセスが始まっていた。この時点で、非常に嫌な予感がした。後述のようにこの3年間、中華タフネススマホを使ってきて(3機種目)、落として自動でシャットダウンが始まったのを見た記憶が無かったからだ。

 案の定、電源はもう入らなかった。

 バッテリー切れの可能性だが、バッテリー容量は何しろ安心の10000mAhだ、レビューにも書いたように普段40時間以上保つが、その時は使用20時間ほどだった。ここ普段の様子からしてバッテリー残量は60%はあったと思われる。

 その後、電源を、ずうううううっと長押しをしたり、電源+音量下げ、で長押しをしたり、いくつか試したが全く入る様子はなく、振動(バイブ)する様子もなかった。沈黙、文鎮、という言葉が相応しく、筐体が熱を持つ様子もなかった。

 帰宅して充電したところ、ほんのり暖かくなったように思われるが、電源が入らないのは変わらなかった。

2■代わりのスマホへの対応

 後述のように、使用中のスマホが起動不能になったのはスマホ使用歴17年22機種で初めてかもしれない。相当なショックであり、スマホは2台持ちであるが、しかし早急に代替手段を探らねばならない。中国のメーカーから直接買ったスマホということで、初期不良ならまだしも、落としたのがきっかけということで、修理に出すことは考えなかった。

 考えられた選択肢は以下のようなものだ。

  1. 同じ機種Oukitel WP60 5Gを買う。
  2. 別な新しい機種を買う。
  3. 先代のCubot KingKong X Proは4ヶ月しか使用しなかったが、Oukitel WP60 5Gが発売されたので、使用を終了した経緯があった。とりあえずその使用を再開する。
  4. その他

 上のそれぞれについて以下、検討してみる。

1.同じ機種Oukitel WP60 5Gを買う。

 この機種への思い入れは相当強い。その機種については

悲願の7インチファブレットOukitel WP60 5G購入~似非ズルトラ難民の到達地」(2025/12/2)
3機種比較?レビュー7.2インチ液晶Oukitel WP60 5GをCubot KingKong X Pro等と比較」(2025/12/10)

のブログ記事を書いているが、後者は本ブログ最長の記事になってしまったくらいであり、我ながら思い入れの強さを示していると思う。しかもたかが「5万円」程度なので、もう一度買い直す手はある。

 自分が購入した11月は発売直後過ぎて日本には在庫がなく、中国発送の商品の入手に3週間以上を要したが、最近はネットを見ると日本に在庫があり、数日で入手可能なようだ。

 ただ、やはり、今回確かに落下はさせたが、完全に致命的な損傷を与えたわけでないと思われるのだが、それでも壊れてしまったというのは製品に欠陥があるのではなかろうか。もっとも本機種に関しては相当乱暴に扱っても壊れないかのような動画が流れたりもしていた。

 中華タフネススマホは、製品性能に比べて著しく安い。自分もブログ記事
格安中華タフネススマホとは?中国・深圳に蠢くメーカー達」(2025/7/18)
の中で

大手メーカー製品に比べると信頼性が落ち、製品も当たり外れがある可能性がある(初期不良商品など)。

という可能性を挙げていた。今回は初期不良では無かったが、弱さを持った製品だった可能性はある。

2.別な新しい機種を買う。

 そもそも、メインスマホについては、自分の要望する仕様の機種がなかなか出ないことに近年苦労している。だから
2025年版 中華タフネススマホ高性能を探す(Oukitel他)」(2025/6/12)
という記事を作り、昨年前半からスマホ探しを始めたわけだ。

 昨年夏にOUKITEL WP21で不具合が生じ、やむなく後継として決めたのは
Cubot KingKong X Pro
動機編:中華タフネススマホをCubot KingKong X Proに買い替えた」(2025/8/4)

 だが7.2インチディスプレイというのが魅力のOukitel WP60 5Gが登場し、昨年11月にあっさりそれを買った。

 そんなわけで、自分の納得できるような機種が早々にないのは昨年、嫌というほど調査済みであった。

 今回ふと思ったのが、Oukitel WP60 5Gの兄妹?機種?、兄妹というか、従兄弟か腹違い兄妹くらい違う気がするが、ともあれ、
Oukitel C69
Oukitel C68 Pro
という7.2インチディスプレイの機種がある。これらはOukitel WP60 5Gとほぼ同時に発売されており、それらはタフネスマホではないが、バッテリーが半分しかない。致命的なのがCPU(SoC)が相当低い。(値段も安い。)

 Antutu48万のOukitel WP60 5Gですら躊躇われたのに、それより低いAntutu30万になることは耐えられそうに無かった。

3.先代のCubot KingKong X Proは4ヶ月しか使用しなかったが、Oukitel WP60 5Gが発売されたので、使用を終了した経緯があった。とりあえずその使用を再開する。

 後述のようにスマホ2台持ちではあるものの、メインスマホが無いのは1日でも不便だ。上述の1番にせよ2番にせよ、入手するまでの暫定としては先代の機種を引っ張り出すしか無い。

 幸いに自分はeSIMではなくSIMカードを使い、microSDも活用しているので、それらを差し替えれば最低限の復活が出来る。

4.その他

......1番から3番が含まれない選択肢は無いな。サブスマホ1台にすることは考えられないし、他にどういう手段があるのだ。

 あるとすれば複合、3番のとりあえず先代の機種Cubot KingKong X Proを使い始めて、1番や2番を検討するという方法だ。

 期待されるのは、自分がここ3年使っている中華タフネススマホという製品は、通常のスマホよりもポコポコと新製品が出るということだ。一般のメーカーの製品サイクルは通常は1年毎とか2年毎とかだが、中華タフネススマホは同じメーカー(今回の場合はOukitel)でもポコポコ数ヶ月スパンで出たりするし、同類メーカーも出すので、尚更ポコポコ出る感がある。自分が期待する7インチオーバーの機種も、もしかすると遠からず
Oukitel WP60 5G
よりも満足な製品が出てくれるかもしれない。

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 結局、とりあえず前機種のCubot KingKong X Proを使い始めて、2週間となり、壊れたOukitel WP6 5Gにせよ、他の機種にせよ、買い直すことは考えていない。

3■中華タフネススマホの3年間と落下

 Oukitel WP60 5Gを使い始めて47日、落としたのはこれが初めてではなかったように思う。数回は落としている。

 ブログ記事
3機種比較?レビュー7.2インチ液晶Oukitel WP60 5GをCubot KingKong X Pro等と比較
で書いたように、この機種は所謂「中華タフネススマホ」の3台目で、それらの使用は3年弱になる。これらを使い始める前は、自分はスマホに落下防止の紐をつけるようになっていた。すなわち落下させない、もしくは落下時の衝撃を抑えるためだ。しかし中華タフネススマホを使うようになって、そのような紐は付けなくなった。落下防止紐をつけなくなった理由は以下のようなことがあったように思う。

  1. タフネススマホということで落下には一応頑丈。
  2. 使い始めた中華タフネススマホは400gあり、紐により衝撃が十分抑えられるか疑問。
  3. 紐はやはり鬱陶しかった。

 しかしやはりたびたび落とした。多くて月数回だっただろうか。もっと少なかったもしれない。ちなみに落下防止紐をつけるのは落下の際の衝撃を抑えることと、置き忘れ、紛失防止の意味もあった。

 最初の
OUKITEL WP21
は1年目に落としたのをきっかけに液晶のタッチ操作に不具合が発生するようになった気がする。ただしタッチ操作に不具合が起こるのはいつもではなく、「発生することがある」程度だった。これが発生すると一旦スリープにすると解決した。
 今となっては落としたことと、この現象の因果関係は不明だ。

 しかしその不具合は致命的なものには思われなかったので、2年半使い続けた。その間にも落としたことはたびたびあった気がするが、次第に液晶シートに日々が入ったりしたものの、致命傷は出なかった。

 そしてそのような使い方を
Cubot KingKong X Pro
でも受け継いで、さらに今回の
Oukitel WP60 5G
でも受け継いだわけだが、残念ながら逝ってしまった。

 今回落とした状況は今までの中でも、決して高い位置からだったとは感じられない。そもそも脇腹のポケットで、しかも屈んだ状態から落としたので、仮に落下防止紐をつけていてもほとんど衝撃は変わらなかったのではないかと推測される。

4■スマホ22機種での落下歴

 今回の機種は自分のスマホ歴17年間で22機種目となる。落としたか否かにかかわらず、今回のように起動不能になったという機種は無かったような気がする。

 過去、スマホは落とすことがたびたびあった。液晶が所謂「バキバキ」になってしまったことも一度ある。特にそれ以降(2018年頃か)は懲りて、対策としては

  1. 硬度の高い、分厚い液晶シートを貼る。
  2. 落下防止紐を付ける。

を心がけるようになった(タフネススマホを使う前まで)。

 分厚い液晶シートを使うと、落としてヒビが入っても、シートだけで本体のディスプレイは傷が付かなかったことがほとんどだったように記憶している。

 落下防止紐は地面に落ちずに済んだり、落ちたとしても明らかに衝撃が弱まった。

 ただ、中華タフネススマホを使うようになってからは、もともと液晶シートが貼ってるので、特に硬度の大きい物に張り替えることはせず、前節に書いたように落下防止紐も使わなくなっていた。

 落としていた頻度は多くて月に2~3度だったのではないかと思う。

5■起動不能に陥ったが事前対策していて良かったこと

5.1■やっぱり2台持ち

 本ブログでたびたび強調しているように自分はスマホ2台持ちだ。メインスマホとサブスマホ、それぞれ役割を明確に持たせているので、今回のようにメインスマホが起動不能になったとき、サブスマホが全ての役割を背負うことは出来ないが、最低限の代替は果たすことが出来る。

 またそもそも、スマホで果たす役割を分担しているので、メインかサブの片方が死んでも、半分の役割は何ら影響を受けることなく維持される。今回の場合、サブスマホが役割を持っている

おサイフケータイ等キャッシュレス、テザリング、音楽プレーヤー、メール着信通知

などだ。今回、不具合が発生したのは夜勤勤務中だったが、もし1台持ちであれば家に帰り着くまでも大きな不便を強いられていたことだろう。

5.2■eSIMよりやっぱりSIMカード

 昨今、携帯電話・スマートフォンに通信情報を記録する方法として、携帯電話時代から長く使われていたSIMカードに変わり、カード不要なeSIMが登場している。

 Oukitel WP60 5GはeSIMに対応していないこともあり、今回使っていたのはSIMカードでeSIMではなかった。そのお陰で、前機種
Cubot KingKong X Pro
にSIMカードを差し替えて速やかに前の機種を使うことが出来た。

 実は今回のことが起こるたった3日前、家族のスマホの移行手続きを手伝った際に
eSIMを使うか、SIMカードのままで行くか」
を選択する場面に出くわした。

 eSIMについては最低限の知識はあったものの、自分で導入したことはなく、それを機会に調べたところ、結論として
「eSIMはユーザー側には必ずしもメリットは大きくない。本体側の不具合、不具合発生時の問題切り分けなどを考えるとSIMカードのままの方がメリットが大きい。」
という結論を出し、SIMカードを選択させた。

 上述のようにOukitel WP60 5GはeSIMへの対応機種ではなかったので、SIMカードしか選択できなかったわけだが、今後eSIM対応機種を使うようになったでも極力SIMカードを使おうと思う(実際、サブスマホTORQUE G06 KYG03ではeSIM対応になっていたがSIMカードを使っている)。

5.3■写真先の保存先はやっぱりmicroSDカード

 写真の保存先は内部ストレージとmicroSDのどちらかで選択できる機種がある。ここ最近は内部ストレージに保存していたが、Oukitel WP60 5GではmicroSDが可能になっていたのでそちらに保存するようにしていたのだ。

 その結果、今回起動不能になる直前まで撮っていた写真をサルベージすることが出来た。

 この保存先を選択する機能だが何かの拍子(端末再起動?)でデフォルトの内部ストレージに戻ってしまうことがあり、そうするといつの間にか内部ストレージに入っていて、撮った写真が内部ストレージとmicroSDに入っているという状態になってしまう。

5.4■毎日の自動バックアップ

(記述予定)

6■おわりに

 本記事では11月終わりに入手し、かなり気に入っていた
7.2インチファブレットOukitel WP60 5G
を落として起動不能にしてしまったことを報告した。本記事のほとんどは「記録だ記録だ」という思いから、起動不能になった直後に書き上げたが、その後は精神的ショックが現れ、一週間以上、ヤル気のない、意気消沈した日が続いた。ショックが大きかったのは、この一ヶ月前にもタブレットのSurface Go 3を水没で起動不能にしていたこともあったと思われる。

 残念だったこと、辛いことというのは、自分の場合、筆が進まない。特にブログ作成では校正、推敲のために自分の記事を繰り返し読むので、悲しみが繰り返してしまうように思われる。

 だが今回の記事は書かねばならぬという思いにずっととらわれていた。それは
Oukitel WP60 5G
の情報、特に肯定的な情報を散々、ネット上に提供した以上、「落として起動不能になった」というのもこれまた重要な情報であり、提供すべき内容だと思ったからだ。

 同時にこの情報を書いておかないと、今後、スマホの紹介、レビューを書くときに説明が面倒になる。折角2025年よりブログ記事作成を生活の目標にして順調に進んでいるというのに、ブログ記事作成の気力を削ぐような要素を残してはならない、そう考えたためでもある。