このたび、携帯電話(スマートフォン)契約に関して3年弱使っていた本家au KDDI契約をpovo2.0に乗り換えた。本記事ではその経緯と結果についてpovoの特徴も記述しながら述べたものである。
[推敲度 1/10]

povoはKDDIが提供するオンライン専用のスマートフォンプランであるが、従来のau携帯電話契約とは大きく異なる。本記事では明確にするため、au KDDIのスタンダードな携帯電話契約を「本家au KDDI契約」「本家au契約」と呼ぶことにし、UQモバイル、povoとは区別する。
povoは2021年3月に20GB・月額制プランとしてサービスを開始した。当初は単に「povo」と呼ばれていたが、2021年9月末に基本料0円・トッピング方式の「povo2.0」へ刷新されたことに伴い、従来プランは「povo1.0」と呼ばれるようになった。現在新規契約できるのは「povo2.0」であり、本記事で記述する「povo」とは原則このpovo2.0のことを指す。
【目次】
1■本家auからの乗り換え決心とpovoへの決定
1.1■ここ3年の携帯回線経緯(簡易版)
1.2■今回のpovoへの決心
1.3■通話可能、テザリング可能、基本料0円、あとはトッピング
2■povoの特徴、メリット・デメリットの事前調査と導入感想
2.1■トッピングというシステム1~これが基本
2.2■トッピングというシステム2~多様な提供内容
2.3■テザリングは標準対応、Starlinkは非対応
2.4■回線と品質
2.5■各種メリット
2.6■各種デメリット
3■特に本家au契約からpovoに移る際の注意点
4■povo乗り換え時系列
5■(参考・長文)自分が本家au契約を止める理由と携帯会社の遍歴
6■関係リンク集
7■終わりに
【本文】
1■本家auからの乗り換え決心とpovoへの決定
1.1■ここ3年の携帯回線経緯(簡易版)
自分はスマートフォン2台持ちで、携帯電話会社も2社と契約している。2台持ち、2社契約は自分のポリシーだ。2台持ちについては以下の記事で詳述している。
「スマートフォン2台持ちの理由と歴史、現状(2026年版) 」(2026/5/7)
そのうちのサブスマホは長らくau回線のサービスを使っているが、2023/10にTORQUE G06購入を切っ掛けにUQモバイルから本家au契約にした。その時の経緯は以下の記事に書いている。
「TORQUE G06 購入の為UQモバイルからau KDDIにMNP検討」(2023/10/18)
今回、2年9ヶ月ぶりにその本家au契約からの乗り換えを実施したということである。
1.2■今回のpovoへの決心
本家au KDDI契約からの乗り換えの理由は以下のようなものである。
- 値段が高い。
- 2023年にUQモバイルから本家auに移ったが回線品質の向上を感じなかった。
- 大手キャリアは複合的なサービスで割引などを提供しているが、自分は特定の携帯電話会社に縛られるような契約は嫌いで、メリットが少ない。
- 本ブログの記事を見て頂くと分かるが、自分はスマートフォンなどのデジタルガジェットはそれなりに知識があり、困ったことは自力で解決するタイプでサポートを頼った記憶がない。
これらについて詳細は後章で述べる。(予定)
本家au契約からの乗り換えを検討し始めたときには当初、2023年まで利用したUQモバイルに戻ろうかと考えていた。UQモバイルの印象も悪くなかったし、2023年にUQモバイルから本家au契約に移った際に1年間、値段がUQモバイル並みになる割引
「UQモバイル→au移行プログラム」(左資料は2023年当時のもの。同様な割引プログラムは2024/02に後継の「UQ mobile→au移行プログラム」に移行している。)
があり、これが美味しかったと感じていた(UQモバイル並の値段で本家au契約が継続できる)。当分予定はないがまたTORQUEを買う際にauにする可能性もないではない(2028年以降だろうが)。
ところが調べてみると上の割引は再度「UQモバイル→au」となる際には受けられないという。まあ流石にそんな美味しい話は何度も受けられないか。
しかしそうなると、必ずしも乗り換え先としてUQモバイルでなくても良いように思われてきた。よく知られていると思うが
「安い携帯電話会社」=サブブランドorMVNO
でも大手キャリアの回線、電波を利用しており、当初はNTTドコモ回線が専らだったが、近年では
NTTdocomo回線/au KDDI回線/ソフトバンク回線
の3社のものが提供されている。(他に後発の楽天モバイル回線があるが、これは後発というのもあって2026/6現在「楽天モバイル」自身でしか提供されていない。)
自分は個人的事情でこのサブスマホにはau KDDI回線が必須(無論、本家au契約の必要はない)なので、au回線を使うサブブランドorMVNOの必要がある。ざっと調べたところ、au KDDIを使うそれらには以下のようなものがあると分かった。
| au KDDI回線のプランを提供するサブブランド、もしくはmvno等 | 説明 | 備考 |
| povo2.0 | KDDI自身が提供するオンライン専用ブランド | |
| UQモバイル | KDDI自身が提供するサブブランド | |
| IIJ mio | MVNOの一つ、他の回線と共にau KDDI回線のプランも提供 | |
| mineo | 上に同じ | 自分自身、mineoはソフトバンク回線プランなどで10年以上使用。 |
| NUROモバイル | 上に同じ | |
| イオンモバイル | 上に同じ |
このうちmineoはメインスマホで長らく使用しており(現在はソフトバンク回線)、不満はないが各種リスクを避けるため同じ携帯会社を使うつもりはないので除外。
調べているうちにKDDIが提供する格安プランpovoがかなりユニークなシステムであることに気がついた。必ずしも自分の使い方とは合うかどうかは分からなかったが、興味が惹かれて使いたくなってきた。
1.3■通話可能、テザリング可能、基本料0円、あとはトッピング
私事で恐縮だが、自分が「携帯できる電話」を使い始めたのは2004年のこと。当時、30代学生で無収入だった自分、だがモバイルパソコンを愛用するようになっていた自分は、どうしても安い費用で「携帯できる電話でネット接続が出来るもの」が欲しくなり、PHS「安心だフォン」を使い始めた。その特徴は以下のようなものだった。
- 発信は事前登録した3個所にのみかけられる(自分はプロバイダー、実家、転送サービスを登録していた)。
- パソコンをPHS端末に繋げてダイヤルアップ接続することでデータ通信が可能(たまに利用。当時の速度は64kbps)。
- 使わないときには基本料は月1000円。使う時に通話もデータ通信も割高なのは仕方ない。
当時、携帯電話・PHSのサービスは全く使いもしないのに(当時は勿論スマートフォンはない)基本的に月額基本料がかなりかかるものだったが、この「安心だフォン」は基本料1000円だったのだ(手数料等は少しかかる)。
povoの内容を見た時、勿論当時とは全く通信環境が違うけれども「ああ、当時これこそが自分が欲しかったサービスだな」とある意味、感慨深く感じた。povo2.0のサービスを上と同様な観点で書くと以下のようになる。
- 通話に関する制約はなく、発信・待受が可能。
- テザリングは標準で可能(ただしトッピングなしでは通信速度128kbps)。
- 基本料0円。速度が必要な時にトッピング利用、それなりに費用は抑えられる。
(各種デメリット、注意点は2章「povoの特徴、メリット・デメリットの事前調査と導入感想」を参照のこと)
上記の2004年というのは、NTTドコモでiモードは登場していたが、一般にはメール以外に電話端末の画面で頻繁に情報をやり取りすることはは考えられなかった時代であり、スマートフォンが当たり前の現代のサービスとは比較は困難であると理解はしているが、やはり便利な、選択肢の広い世の中になったものだ。
2■povoの特徴、メリット・デメリットの事前調査と導入感想
本章ではpovo2.0の特徴、メリット、デメリットなどについて徹底的な事前調査を行い、事前の自分の見解を記述した。加えて、実際に使い始めた自分の感想などを付記する。
2.1■トッピングというシステム1~これが基本
povo2.0ではトッピングと呼ばれる、必要なデータ容量や通話オプションをその都度購入する仕組みがあり、これが大きな特徴となっている。(以下の記述は2026/7現在のものであるため、最新の情報は公式Webサイト「povo2.0」の「トッピング一覧」を参照のこと。)
トッピングだが、データ通信利用者の視点では大きく2種類に分けられるように思える。
- 月区切りのトッピング・・・通話に関するもの。
- 30日、180日など期間毎のトッピング・・・データ通信量はこれが基本でXXGB/30日間、など。ただしサブスクと呼ばれる定期トッピングもある。
特徴的なのは後者であり。言い換えれば
「データ通信量などの柔軟な期間買取方式」
と言えるのではなかろうか。メリット、デメリットに分けて説明していく。
【トッピングシステムのメリット】
・基本的には「期間買取方式」の結果、最終的に使用者にとって最適な買取期間、買取量、金額の「トッピング」を選ぶようになることが期待される。通常のキャリアやMVNOでは月毎でのコースなどを決めるが、povoのトッピングでは購入したデータ通信量が無くなるか、期間が経った時点で再度のトッピング購入をすることとなるが、短期間での「使い放題」も提供されており、これらを組み合わせることで柔軟なデータ通信量の買い方が出来る。
・このような方式は、とりわけデータ使用量が月毎に変動する使い方のユーザーの場合、購入するトッピングを適宜変更することで調整がしやすく、受けるメリットが大きいと考えられる。
・トッピングの多様性についての詳細は次節の「トッピングというシステム2~多様な提供内容」も参照のこと。
【トッピングシステムのデメリット】
・毎月、使用するデータ量が大きく変わらないユーザーにとってはトッピングの必要性がむしろ煩わしい可能性がある。
・特にデータ通信量は月区切りでなく、7日間、30日間、90日間などで選択するということは、データ通信量の尽きる時期が不定期になるということであり、日頃からデータ通信量の残量を気にせねばならなくなる。
・XXGB/XX日間というトッピングを買った場合、XXGBを使い切るか、XX日間経った後にはトッピングを再び買うことになる。使い切ったということは無駄にしなかったということで費用的には理想的だが、使い切ると速度低下を経験することになり、想定外の期日にトッピング購入をしなくてはいけない。大事な通信をしている時にちょうど通信残量が0GBになって通信が遅いことに苛つかされたり、大事なことを急いでやりたいのにその前にトッピングの追加作業をせねばならなくなるような事態が予想される。一方でXX日間経ったということは事前に計画を立てやすいものの、データ通信量を余らせたということで無駄が出たということである。
・必ずしもユーザーにマッチしたトッピング選択があるとは限らない(後述)。
・トッピングを選ばない場合、あるいはトッピングのデータ通信量が尽きた場合、128kbpsの速度になり、インターネットの使用は各種困難が伴う。
【トッピングなしで出来ること】
・128kbpsに制限された通信。
・従量制の電話。
・有料トッピング等の購入が180日以上ない場合、利用停止・契約解除となることがある。
【事前調査段階での自分の見解】
自分はau KDDI回線での使用データ通信量は5~10GB/月をとなっていて、大きくは変動しない。その点では必ずしもpovoでなければならない理由はないと思う。また自分としては一番使い方に近いと思われる
「10GB/30日間」
というトッピングも2026/6現在、ラインナップにない。長期間ならば
「120GB/365日間(月換算10GB相当、1,800円)」
が相当するのだが、後述のように解約をしたくなった場合を考えると長期のトッピングはリスクがある。
「60GB/90日間」か「5GB/30日間」
で継ぎ足すしか無く、そういう部分は面倒になる。
【契約、使用後の自分の感想】(作成中)
・「データ通信の残量が気にかかる」というのがpovoの大きな欠点だと思われるが、それをフォローするためのサービスの提供が十分ではない。たとえばメール連絡の設定、指定の残量で受信することなどが自由にできない。
またAndroidウィジェットも提供されていない。AndroidウィジェットはAndroidの真髄とも言える機能で、他社MVNOではウィジェットボタン一つで回線の低速、高速モードを切り替えるものを用意したりしている場合もある。povoならば特定のトッピングを購入するウィジェットボタンだって提供されて良さそうなのに、残量を表示するウィジェットすら無い。正直呆れた。
2.2■トッピングというシステム2~多様な提供内容
前述のようにpovoのトッピングシステムはサービスの根幹と言えるものだが、そのラインナップもかなりユニークなものだ。(以下の記述は2026/7現在のものであるため、最新の情報は公式Webサイト「povo2.0」の「トッピング一覧」を参照のこと。)
・基本的には「XXGB/XX日間」というもので、期間は30日、90日、180日、365日がベースだが、7日間、24時間なども提供されている。
・30日、90日、180日、365日毎にいちいちトッピングを買うのが面倒だという場合にはサブスクとも呼ばれる定期トッピングもあり、期間が終了する毎に自動購入されるタイプのトッピングがある。これらの場合、その日数に達する前にデータを使い尽くして回線速度が遅くなったときには、次の自動購入まで7日間・24時間のトッピング購入などで繋ぐことが想定される。
・短時間で大きな容量を使った場合、上のデータ残量が急減してしまうが、そのような場合のために容量の制限がない「データ使い放題」も6時間、24時間、週末だけ、などで提供されており、それらを使う方が得になる可能性もある。
・Amazonプライム付きサブスク、DMMポイントとセット、などユニークな購入方式もあり、それらを利用しているユーザーにとってはお得になる可能性がある。
・期間限定トッピング、データプレゼントなどもある。
【事前調査段階での自分の見解】
前項のように、自分の場合には必ずしもpovoは使い勝手が良くなるとは限らないのだが、多様なトッピングがあるのはかなり面白いと感じた。自分はAmazonプライムは以前からの会員だし、DMMポイントも定期的に購入しているので、これらを使えばお得になる可能性がある。
その一方で「データ使い放題」(6時間、24時間、7日間)などは活用すれば通常トッピングのデータ通信量を抑えられると思うのだが、容量を多く使う期間を事前に予測できるだろうか、という思いもある。自分はキャリアやMVNOなどが発行するデータ通信量の日毎のデータ集計を基本的に毎月保存しているが、それらを見てみると容量が大きかった日は理由が思い当たる場合もあれば、思い当たらない場合もある。思い当たる日も、結果として使ったという場合が多く、事前に予測して「データ使い放題」を選べるかどうかはあまり自信がない。
【契約、使用後の自分の感想】
(数週間~数か月使用後に追記予定)
2.3■テザリングは標準対応、Starlinkは非対応
パソコンやタブレットを、スマートフォンを通じてインターネットに繋げるための「テザリング機能」。最近でこそ標準になったが、パソコンなどのインターネット接続はデータ使用量が増えがちなことから当初は有料だったりした。しかしながらpovoでもテザリングは追加料金無しで対応している。
その一方で2025年4月にauで始まった衛星通信au Starlink Direct。これは「au回線が入らない」場所で衛星通信が出来る画期的なシステムだが、そのサービスにpovoは2026/6現在対応していない。
本家au KDDIではau Starlink Directがオプション無しで利用出来、au KDDIのMVNO(実際には別ブランド)のUQモバイルではau Starlink Directが有料オプションでそれに対応しているのとは格差がある。
なお使用しているスマートフォン端末がデュアルSIMに対応している場合、au KDDIの
「au Starlink Direct専用プラン(別SIM/eSIM)」(1650円/月、など。2026/7現在)
を利用することは出来ると思われるが、povoユーザに限らず、どのキャリア・MVNO利用者にも言えることである。
【事前調査段階での自分の見解】
テザリングという機能はその言葉が出来る22年前から自分にとって必須の機能(当時は通信モデム機能などと呼ばれていたが)であり、そのような自分にとってはトッピングなしに標準装備なのは有難い。
一方でau Starlink Direct。そのサービスがリリースした時、自分は少し感動して以下のような記事を作ったくらいであった。
「TORQUE G06で衛星通信au Starlink Direct が使える!? 」(2025/4/13)
上記直後はこのサービスが出来たことも本家au KDDI契約から移る気が失せたくらいであった。
ところがこの衛星通信のサービスは、au電波の届かない、戸外の場所でしか受信しない(まあその目的上仕方ない)。上記記事を書いて1年以上、この衛星通信の機能を是非試したかったのであるが、
「au電波の届かない戸外の場所なんて自分は行きやしない!」
ということを痛感させられた。それが今回の本家au KDDI契約からの移行の決心になったと言える。
ただしau Starlink Directは携帯回線がすべて駄目になるという災害時等の活用も想定され、それを考えると「普段は使わなくても使えることが望ましい」のは確かだ。povoでもいずれオプションで導入されるのを期待したいが、それまでは自分の住まいでそのような大規模災害が起こらないことを願うばかりだ。
もっとも回線の細そうなStarlinkが実際の災害時に実用的に使えるのかも怪しげだと思っている部分はあるが。
【契約、使用後の自分の感想】
(数週間~数か月使用後に追記予定)
2.4■回線と品質
povo2.0はau回線をそのまま利用しているため、エリア・通信速度・5G対応は本家au契約とほぼ同等とされる。
ただし5G SA(より低遅延・高効率な次世代方式)については現時点2026/7で非対応とのことで、5G SA対応の機種がそれなりに増えている中で対応機種を利用しているユーザーはそのメリットを受けられなくなる。
(なお、将来的には導入の可能性があることが下記記事などで報道されている。
2026/6/18「現在povoに未対応の5G SA、早期導入を検討――新社長が語る通信品質への覚悟 – ITmedia Mobile」)
またKDDIサービスの中では回線優先度が低いとされ、混雑時には本家au契約、UQモバイルに比べて速度が低下しやすい可能性がある。
【事前調査段階での自分の見解】
携帯通信で大事なのはやはり安定して繋がることであろう。その点、3大キャリアの一角として、特に業界トップのNTTドコモと長年ライバル争いをしてきたKDDIのau回線は安心感がある。
しかし上記で書いたように、同じau回線でも本家au、サブブランド(UQモバイル)、格安プラン(povo)では混雑時の接続に優先順位があり、povoは最下位らしい。
自分は本家au KDDI契約とUQモバイルをそれぞれ別な時期に6~7年くらい利用したが、本家とUQモバイルで大きな差を感じることはなかった。ただこれはau回線にいつも満足していたということではなく、むしろしばしば場所によっては回線が遅くなることに不満を感じてきた。
自分はそのau回線をテザリングにおりパソコンを繋げて使うことが多い。パソコンでのWebサイト閲覧ではスマートフォン以上にデータ通信を使うとされるため、回線の遅さが目立ちやすい。しかも自分は2023年以降、WordPressでブログ更新をするようになって一層、回線の遅くなる現象が発生するのを感じている。ただし自分の使う環境では携帯電話電波が入りにくいという認識もあるので、一概にau回線の品質が悪いとは思っていない。
自分はそういう対処も含めて、スマートフォン2台持ちで運用しており、もう一台はmineoのソフトバンク回線を使っていて、上記のようにau回線の速度に不満がある場合はそれに切り替えている。2台持ちの現状は下記記事に詳述している。
「スマートフォン2台持ちの理由と歴史、現状(2026年版) 」(2026/5/7)
UQモバイルを使っていた時期は本家auKDDI契約にしたら解消されるかも、と淡い期待をしたが、結局解消しなかった。以上のように自分にとっても携帯通信の品質は大事なことではあるが、本家au KDDI契約でも十分に満足ではなく、結局2台持ち、2回線持ちで対応しているので、povoにして回線品質が落ちたとしても今まで通り2回線で対応すればいいかなと思っている。
【契約、使用後の自分の感想】
(数週間~数か月使用後に追記予定)
2.5■各種メリット
- 事務手数料無料
- 契約期間の縛りがない。が、期間の長いトッピングの購入は注意。
- SIMカード、eSIMの両者に対応している。
- 海外ローミングもトッピングで対応している。
【事前調査段階での自分の見解】
1は費用を抑えたいがために本家au契約から移行しようと思っている身からすると、事務手数料が無料なのは正直、助かる。後述の自分の通信量変遷を見て頂くと分かるが、携帯電話会社を変更するときにはその月の前後だけ大きな費用がかかっているのは事務手数料がかかるのも一因となっている。
2は後述のように自分は携帯電話会社契約の縛りを受けにくくするよう配慮してきたので契約期間の縛りがないことは大歓迎だ。ただし、このpovoでも期間の長いトッピング(180日間、365日間)などを購入してしまうと、契約時に残ったデータ通信量が無駄になってしまうので、そのこと自体が事実上の縛りになってしまう可能性がある。
3であるが、本サービスではeSIMも提供されているが、自分はもともとeSIMには否定的で、たとえば以下のような意見を述べている。
「TORQUE G07使用感独断レビュー~バッテリー交換可能機種タフネススマホ!」の「2.9.1 eSIMはユーザのメリットは大きくない」
ただeSIMはインターネット上だけで手続きが完結し、「日」単位ではなく、「時間」単位でサービス開始が出来るというメリットは分からないでもなく、歓迎する人々もいるであろう。
【契約、使用後の自分の感想】
(数週間~数か月使用後に追記予定)
2.6■各種デメリット
- 購入したトッピングは期間内にデータ容量を使い切れない場合、さらにはpovo解約により損失を出すリスクがある。データの繰越は出来ない。
- トッピングを使わない基本料金は0円だが、トッピングを使うことが想定されていて、有料トッピング等の購入が180日以上ない場合、利用停止・契約解除となることがある。
- 店頭・電話サポートは基本的に受けられず、チャット等が中心。申し込みもオンラインしかなく、対面で説明を聞きながらの契約などは出来ない。
- キャリアメールのアドレス(携帯電話会社が提供する電子メール)が貰えない。
- 支払は「クレジットカード」「Paidy」の二者のみ。口座振替はない。ペイディ(Paidy)はメールアドレスと携帯電話番号だけで利用できる、事前登録・クレジットカード不要のあと払い決済サービス。
- 家族割や固定回線とのセット割りなどが提供されない。
- パソコンだけでは完結しない。スマホアプリ中心である(契約申し込みは可能)。
【事前調査段階での自分の見解】
1は自分も気をつける必要がある。基本的に携帯会社を自由に替えられるのを理想としているが、コスパに惹かれて90日~365日のトッピングを選んだ場合、後悔する可能性がある。
2であるが、povoは0円維持が可能と言われることが多いが、このルールを見て分かるように長期間まったく課金しない前提のサービスではない。
なお自分はこの回線をサブスマホではあるが音声通話としてメインスマホ並みに使っており、データ通信量も5GB~10GBを使用するなど、有料トッピングを180日も利用しないことは極めて考えづらいので問題はない。
3は自分は家族へのサポートでキャリアに問い合わせをしたことはあるが、自分のためには近年、サポートを受けた記憶がほとんどない。
ただし本記事を書くような事前調査をしていると、口頭で確認したこともまま出てくるが、その点は不便である。
4は自分はもう20年以上、メールアドレスは独自ドメインを使っていて、キャリアメールもプロバイダーメールもメインに使っていない。(というか、docomo、au、softbankのついたメアドは持ったことがない。)
【契約、使用後の自分の感想】
(数週間~数か月使用後に追記予定)
3■特に本家au契約からpovoに移る際の注意点
3.1■au別契約と考えたほうが無難
povo2.0はKDDIが提供しているため、au契約の一部だと思う人もいるかもしれない。だが調べてみるとauとは違うものであり、別な携帯会社に移るような心づもりでいたうが良さそうだ。
・povoに移行するとau契約の継続期間が切れる。(長期契約の恩恵を受けている人は注意。)
・SIMカード利用の場合はSIMカード交換となる。
・my auの利用は機能が大幅に制限され、povoアプリでの提供にとどまり、povoではパソコンでアクセスできるユーザー情報サイトは提供されない。
・povoで対面サポートはない。店頭・電話サポートは基本的に受けられず、チャット等が中心。auショップでpovoのサポートを受けることは出来ない。
など、本家au KDDI契約とは様相が大きく異なっている。
これはそもそもpovoの提供する「リーズナブルさ」が本家au KDDIの手厚いサービスを削ることで実現出来たものに他ならないので仕方ない面があるだろう。
その他の注意事項は公式注意喚起も参照されたい。↓
「auからpovo2.0への移行時のご注意事項 | povo2.0」
3.2■移行のタイミング
携帯電話の乗り換えの場合、一般的な話として仮に移行前と移行後の携帯電話会社両者で、日割り計算されない場合、その月だけ携帯電話料金が2倍近くかかってしまう。今回の場合、本家au契約→povoへの以降の場合を考える。povoの場合、本記事ではあまり強調しなかったがKDDIの提供するサービスであるため、他のMVNOとは異なっている可能性がある。
まず本家au契約の解約に伴うものであるが、povoへの移行の場合、日割り計算されるとなっている。
「auからpovo2.0への移行時のご注意事項 | povo2.0」
●auのご利用料金はご利用日数に応じた日割りとなります。
<日割りとなる料金の例>
基本使用料、データ定額料、LTE NET/LTE NET for DATA利用料、auスマートバリュー (注3)、家族割プラス(注3)、au PAY カードお支払い割、2年契約N、2年契約
※一部の料金・割引額は日割りとならない場合があります。
日割り計算であれば月初であろうと月末であろうとユーザーの被る不利益は大きくない可能性がある。日割り計算しない部分がある可能性を考えると下旬にしたほうが安全だろうか。
続いて移行先のpovoについて考えた場合、まずpovoは基本料金0円であり、またデータ通信量のトッピングは購入日区切りになるため、月初とか月末とか関係がない。
ただし「月区切りトッピング」すなわち通話に関する「5分かけ放題」「通話かけ放題」については月のいつ契約しようが満額かかってしまう(2025/1以降)ので待てるならば月初に購入すべきだろう。ただしそれはトッピングの一つであるため、povoに移行後の月替り後に購入すれば良いだろう。
関係FAQ「「5分以内通話かけ放題」「通話かけ放題」に月の途中で加入した場合、定額料の日割りでの請求になるか知りたい」
上記のようなことを踏まえると、下旬に移行し、月が変わった後に「5分かけ放題」「通話かけ放題」を購入するというのが無難なのではないかと考える。
4■povo乗り換え時系列
6/30 本格的に本家au契約からの乗り換え検討開始
7/1 AIチャットとのやり取りで再度のUQモバイル→auの割引は見込めないことに気がつく。
7/12(日) 朝 インターネットを通じてパソコンでpovoに申し込み
・povoの申し込みは「新規契約」「他社からのお乗り換え」「au/UQ mobile/povo1.0から変更の手続き」の3つに分かれる。自分は3番目(auからの乗り換え)だったので、以下はその記述である。
・申し込みだけではauの契約か変化(一部解約など)するものはないらしい
・auからの移行ではMNPの必要はない。以下のように書かれている。「MNP予約番号を取得するとお手続きが出来ません。取得済みの方はMNP予約番号のキャンセルが必要です。」
・auからの移行ではau接続の端末からの申し込みが必要。これはauスマホのテザリングで繋げたパソコンでも良い(自分はそれで申し込んだ)。このことはFAQでも明示されている。「povo2.0プランの申込みはPCでもできますか? – povoサポート」
・途中でauアカウントへのログインが必要。
・povoの申し込みではメールアドレスが必要だが携帯キャリアのメールアドレスは認められない。もしそれしか所有していない場合はGmailなどのフリーアドレス取得を勧められる。
「povoアカウントとして使用できないメールアドレスはありますか?」
・自分は独自ドメインのアドレスだが大丈夫だった。
・メールアドレスと電話番号が必要。
・auからの移行の場合、原則本人確認はいらない。(例外の場合もあるようだ。)
・留守電の確認
・auは日割りのようだが未確認
7/12(日) 午後
povoサポートより「SIMカードのお届け準備中です」メールを受信。「出荷手続きを進めている」との内容。
7/13(月)午前 SIMカード着
「宅急便コンパクト」で受領。受付は7/12、お届け予定日は7/13になっていた。
この段階でMy auで本家au契約の状況を確認できた。試しに契約内容の一部の「変更」ボタンをおしたところ
お手続中のお申し込みがあるため、現在ホームページではお手続を承ることができません。KDDIお客さまセンターまでお問い合わせください。(以下略)
と出てきて変更できなかった。すなわち、povoに申し込んでSIMカードを取り寄せ始めると、本家au契約が継続はしているが、変更等は出来なくなるらしい。
7/14(火) 開通、SIM有効化
自分のpovo利用はサブスマホ(自分の場合はTORQUE G07)。以下はパソコンやメインスマホを使える状態で自宅で実施(自宅には光回線の無線LANあり)。
povoを使うスマホ(自分の場合はTORQUE G07)にアプリ「povo 2.0」を入れる。そこから有効化の手続きを進める。SIMカードのバーコードをカメラで読み取る。手続きを開始。auのアンテナはすぐに立たなくなった。SIMカードを交換。有効化完了のメールは数分で届いていた。ちなみにSIMカードであるが説明書きではnanoの場合、あたかもmini、microと順次外さねばならないように読めるが、実際にはnanoの部分だけ外せる。
SIMカードを交換するとアンテナが再び経ち、povoと認識されていた。案内にあった「111」に電話して通話ができることを確認。Webサイトを表示させると読み込んだがやはりかなり遅い(トッピング購入前なので128kbps)。クリックした後はしばらく変化せず、待った後に画面が変わる。変わった後も写真などの表示が遅い。
とりあえず実験的な意味を含め
「1GB/7日間 390円」
を買った。
その後、パソコンでMy auを見たがログイン出来たものの、携帯電話の契約内容などは見れなくなっていた。解約扱いになったのだろう。ただし明細書は見れるようだ。
7/X my auでauの明細が見れなくなる。
5■(参考・長文)自分が本家au契約を止める理由と携帯会社の遍歴
作成予定
6■関係リンク集
作成予定
●Google検索(調査用)
「povo」「povo 乗り換え」「povo 乗り換え ブログ」
7■終わりに
作成予定

