Optimus G LGL21からGalaxy Note 3 SCL22への機種変更決心

 大不満だったWiMAXから期待のできるau LTEに乗り換えられるということで、迷いなく
LG製 Optimus G LGL21
に乗り換えたのが昨年2012年11月2日。それから約1年弱経ち、今回はかなり迷った、悩んだ末に先日10月17日に発売された
Samsung製 Galaxy Note 3 SCL22
に買い換えた。同じau LTEでのオフィシャルな機種変更である。

画像
[推敲度 4/10]

【Optimus G LGL21の不満と買い替えを考えた理由】

・Optimus G LGL21の画面サイズ4.7インチが物足りなくなってきた。先日の件で一ヶ月間、Galaxy Tab 7.7 Plus SC-01Eを使ってみたのだが、わざわざタブレットを持ち歩きたいとは思わなくなったが、その代わりにスマートフォンの大型サイズ「ファブレット」を使いたくなってしまった。
Galaxy Note 3 SCL22では5.7インチとなり、少しは解消される。今回の買い替えはこれが決定的動機。

・これはOptimus G LGL21の不満ではなく、それと同じようにバッテリー取り外し可能な機種(バッテリー交換可能)な機種がもはやなくなりつつある現在、ファブレットでありながらバッテリーが取り外せるGalaxy Note 3は極めて貴重。バッテリー交換至上主義の私としては選択肢が他にない。

Optimus G LGL21の自動輝度調整は範囲が限定されていて不満。すなわち基準を明るくしていると、非常に暗い部屋でも低い輝度まで落としてくれないし、基準を暗くしていると太陽のもとでも最大輝度までしてくれなくてほとんど見えず、結局手動での明るさ調整を必要とする。Optimus Proを使う同僚も同じようなことを嘆いていたのでLG製品の癖みたい。役立たない自動輝度調整。
→Galaxy Note 3 SCL22はSamsung製なのでそういう癖はなかったはず。

・Optimus G LGL21はその欠点がある割には明るさ、輝度を速やかに変えられない
→Android4.2以降?通知領域に直接明るさを調節するバーがついたためAndroid4.3のGalaxy Note 3 SCL22では解消が期待される。Android4.0のOptimus G LGL21では駄目だった。以前、似たようなアプリを探したがうまく見つからず。
→その後、Galaxy Note 3に機種変してから、ホーム画面の端に自由に輝度調整バーを表示するアプリ
 Display brightness
 https://play.google.com/store/apps/details?id=rubberbigpepper.DisplayBrightness&hl=ja
を見つけた。結局そのアプリがかなり便利で、Android標準機能の輝度調整は使わなくなった。

・上の輝度バーはAndroidのバージョンがアップデートしてくれれば装備してくれるのかもしれないが、Optimus G LGL21のAndroidバージョンアップはされる様子がない
→Galaxy Note 3 SCL22は最新のAndroid4.3

・Optimus G LGL21は電源ボタンが上についていてスリープからの復帰がしにくかった。
→GalaxyNote3は右側に付いているので少しは解消されるか。

・Optimus G LGL21はバッテリーが減る(15%未満?)と輝度が強制的に下がり、デフォルトカメラも使えなくなり、非常に使い勝手が悪くなる
Galaxy Note 3 SCL22で解消されるか不明。
→Galaxy Note 3では5%で輝度が強制的に落ちる。Optimus Gの時よりは少しはマシになった気がするが基本的に予備バッテリーを2つ持つ身としてはこの機能は不満。

・Optimus G LGL21ではデフォルトカメラのパノラマ撮影の解像度が低い。撮る気を無くさせられた。
Galaxy Note 3 SCL22で解消されるか不明。
→解消された!Galaxy Note 3はHTC製品のようにパノラマが高解像度で、撮る楽しみが増えた!

・パソコンとのUSBの接続でMSC(マスストレージ接続)がなく、MTPしか出来ない。
→Galaxy Note 3 SCL22でも多分同じなので解決されない。

・BluetoothのプロファイルにDUN、PAN(正確にはPAN-NAPか?)がなくてパソコンとの接続の使い勝手が悪い。
→Galaxy Note 3 SCL22でも多分同じなので解決されない。
http://www.au.kddi.com.cache.yimg.jp/developer/android/kishu/bluetooth-02/

・Optimus G LGL21ではステレオスピーカーでなくモノラルである。しかも裏側についている。
→Galaxy Note 3 SCL22でもモノラルスピーカーであるので根本的には変わらない。場所は底辺だが裏側よりも悪いかもしれない。タブレットであるGalaxy Tab 7.7 Plus SC-01Eはステレオだったもののの底辺についていて、塞がってしまうことが多かった。

 以上のように昨年の各種買い替えに比べると、買い替え動機の項目が少ない気がする。それもまた、かなり迷った理由の一つに違いない。

【NTTドコモへのMNPと少し迷ったが、、、】

Samsung Galaxy Note 3はNTTdocomoからも発売された。すなわち日本ではNTTドコモ(SC-01F)au KDDI(SCL22)から発売された状況だ。
 ところが端末の値段としては随分2社では随分違う。端末価格自体はNTTドコモの方が2万円ほど高いのだが、しかしドコモは割引額を大きくしていてなんと実質価格0円だという。

・Xperia Z1とNote 3、ドコモ版の本体価格はau版の約2万円高額─比較してみた | リンゲルブルーメン
http://rbmen.blogspot.jp/2013/10/xperia-z1note-3au2.html?spref=tw

 もともと「賢い消費者としては特定のキャリアに縛られず、数年ごとに使用キャリアを移っていくのが一番得だ!」を持論(?)にしている自分(あまり実践はしていない)としてはこれを機会にNTTドコモに移るのも考えられ、それにより大きな恩恵を受けると思われた。

 だがその一方で、端末価格自体が高くて月々の割引額が大きいということは、2年間きちんと契約継続しないと割引の恩恵を受けられないということである。ここの所、メイン機種として2年どころか1年すらまともに続かない自分にとってこれは取らぬ狸の何とやら、なのではあるまいか。また、自分にはOptimus G LGL21を契約半ばで変更することによる割引額消滅の損失がある。

 それらを考えると訳が分からなくなったので、Galaxy Note 3に買い換えて半年、1年、2年使った場合の「(端末に関する)損失+必要額」をNTTドコモの場合とau(KDDI)の場合で算出してみた。
(これはあくまでドコモへはMNP、auでは契約変更であることに注意されたい。)

発売当日に買ったOptimus G LGL21をGalaxy Note 3に買い換えて○年○月まで使った場合の、毎月割損失を含めた端末経費比較
画像
画像
画像

 こうやって見るとGALAXY Note 3 SC-01Fは端末額がそもそも高いことものあり、1年半ほど使わないとau契約変更に比べて割引の恩恵が受けられないことが分かった。しかもauが10500円のキャンペーンをしていることもあり、2年間使ったとしても11235円ほどの違いしかなく、自分にとってはそれほど大きくない。

 その後、さらに通信料も含めて分析してくれているブログを見つけた。

・徹底料金比較!GALAXY Note3 SC-01FとSCL22、どっちが安いか比較してみました(はいじん あんど しぃーく)
http://haijin.net/archives/51401997.html

 通信費を込めた値段を算出していているものの、現在各キャリアともLTE定額の値段はそれほど大きく違わないので、結果的には私と同じ結論「長めに使うなら月割引の大きいドコモの方が得」となっている。

【待ち焦がれたau LTEとそれへの満足】

 そこでふと昨年の自分のブログ(+WiMAXテザリング生活苦節1年半~プラチナバンドのau LTEを待ちわびる)を読み返し、WiMAXが猛烈に不満で、au LTEを噂段階から待ち焦がれ、そしてOptimus G LGL21に買い換えて大変満足をした経緯についてしみじみと思い返してみた。

 au LTEについては1年近く使ってきたわけであるが
au LTEについてはほとんど不満がない、前回のWiMAXに比べれば全くない
ほどの満足を感じている。地下鉄でも、ビルの中でもバリバリ入る。3Gなのは大抵切り替わりがうまくいかない場合だけだ。生活圏が都市部のこともあるのだろうが、携帯電波の入るところならau LTE電波はほぼどこでも必ず入る。

 それに対してNTTドコモの電波には不満が囁かれていて、実際、NTTドコモを使う同僚から愚痴も聞いている。もともと親方日の丸バリバリで通信業界で覇権を握ったソコは個人的にあまり好きでなく、積極的には使いたくないキャリアと来てる。そんな状況でau(KDDI)からMNPで移ることが賢明と言えるだろうか?

 WiMAXの時に歯噛みするほど電波状態に悩まされた私が、au LTEに大満足しているというのに、たった1年でそれを手放してしまうのだろうか。電波状態の不満、逆に言えば安心感というのはお金では簡単に変えられないものだ。それを1年半痛感して学んだのが+WiMAXの生活ではなかったか。ここまで考えた時点でNTTdocomoへのNMP案は消滅した。
 しかもそんなおり神奈川の実家でNTTドコモのLTEが入らないことが判明、決定打となった。

【苦渋の決断】

 キャリアについてはau(KDDI)に留まることを決めた私だったが、それでも買い替えについては今回の機種変更でOptimus G LGL21の毎月割14ヶ月分すなわち30870円を失うことを見せつけられ、その現実にかなり苦しんだ。最終的に決めたのは「これ以上迷うことに疲れた、苦渋の決断」というところであった。(つづく)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする