メインスマートホンである5.9インチRAM3GBファブレットに対して、サブスマホ(2台目)としてXperia VL SOL21を使うこと4ヶ月。だがまもなくWiFiテザリングの不調に度々悩まされるようになり、買い替えを検討し始めて2ヶ月余り。
散々悩んだ末に買ったのは
Galaxy S5 SCL23
であった。買い替えを悩んでいたのは次の3機種であった。
・Galaxy S5 SCL23
・URBANO L02 KYY22
・Xperia UL SOL22
(・Optimus G LGL21)
本記事ではGalaxy S5 SCL23に決めた理由を書く。
(実際の使い勝手の感想は後日書くつもり。
→こちらに書きました。「Galaxy S5 SCL23レビュー、感想(Galaxy S6仕様とも一部比較)」)
(1)au Androidの現行機種全機種すなわち最新の機種の中で、バッテリー交換可能、取り外し可能な機種がもはやGalaxyシリーズしかなく、Galaxy S5 SCL23はその中の一つである。Galaxy S5 SCL23以外のGalaxy機種は自分も以前に使っていたNote 3、そしてその後継のEdgeであり、それは自分にとってはメインスマホのサイズであるから選択肢としてはない。
買い替えを検討した中でGalaxy S5 SCL23以外の2~3機種はすでに最新のau KDDIパンフレットには出ていない、すなわち型落ちになっている。特にURBANO L02 KYY22は発売後、1年足らずしか立っていないのに型落ちとなった。
まあ所詮はサブスマホ(2台目スマホ)ということで、前回のXperia VL SOL21も型落ちで買ったし、型落ちへの抵抗は強いわけではない。ただ、Galaxy S5 SCL23という機種が現在出ているauラインナップの中で、最新のスペックを満たし、バッテリー交換可能な希少な非常に稀少な機種であると言うことだ。
(2)Galaxy S5 SCL23はau LTEのキャリアアグリゲーション、WiMAX2+に対応しており、しかもこれらは契約変更をせずに利用することが出来るらしい。そしてこれらはau KDDIを利用したMVNO「mineo」でも使えるという情報がある。
(当初、電波が新800MHz/1.5GHz/2GHzのトリプルバンドを使えるかと思っていたが1.5GHzは使えず、代わりにWiMAX2+の2.1GHzであることに気がついた。)
この手の性能についてはサブスマホということで最初は重んじないつもりだったのだが、実際にXperia VL SOL21がテザリング不調になってから、テザリングに使う以上、快適な電波環境は必要なのでは無いか、と思うようになった。
(3)Galaxy S5 SCL23のSIMは micro SIMであり、今まで使っていたSIMをそのまま使える。
URBANO L02 KYY22だとnano SIMに交換する必要がある。交換は2180円かかり、またその後にそのSIMをXperia VL SOL21で使う場合にはアダプタを使わなければならない。アダプタを使うことはリスクも指摘されており、著しく大きな手間ということではないが、手間である。
(4)すぐには使わないかもしれないがGalaxy S5 SCL23はWiFiが最新のIEEE 802.11acに対応している。
ただこれについてもWiFiの速度はアンテナ数によっても大きく違うので、特にスマートフォンでは期待できないらしい。
・300Mbps対応のWi-Fiに300Mbpsではつながらない?意外と知られていないスマートフォンWi-Fi接続の「本当の速度」【吉川英一の「スマホのちょっと深いとこ」】 – S-MAX
http://s-max.jp/archives/1581456.html
(5)サブスマホ(2台目スマホ)ということで極力小さいのが良かったのだがGalaxy S5 SCL23は5インチの割にはコンパクトで軽い。
Xperia UL SOL22/5インチ/145g 縦135mm
URBANO L02 KYY22/4.7インチ/142g 縦134mm
Galaxy S5 SCL23/5.1インチ/147g 縦142mm
(以下参考)
Xperia VL SOL21/4.3インチ/120g 縦129mm (今回買い替える機種)
Galaxy Note 3 SCL22/5.7インチ/171g 縦151mm (昨年9月までのメイン機種)
現在使用中メインスマホ/5.9インチ/172g 縦158mm
(6)Galaxyシリーズは周辺機器や予備バッテリーの製品が豊富。たとえば予備バッテリー専用の充電器があることが多いし、特に大容量バッテリーはGalaxyやHTC製のスマートフォンでしか十分に出てくれない。
(7)2月に入り、白ロム価格が税抜きで3万円を切るものも登場していて、最新スペックの割にはリーズナブルになっている。
現在のメインスマホであるバッテリー交換可能5.9インチRAM3GBファブレットは5万円台前半、今回不満で買い替えるXperia VL SOL21は8000円台で買った。今回のスペックが3万円台ならやむを得ない。安物買いの何とやらはXperia VL SOL21で懲りた感もある。
(8)Galaxy S5 SCL23はCPUが
Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC 2.5GHz(クアッドコア)
ということで、他の2機種に比べて圧倒的に最新。
Xperia UL SOL22はすでに2年前の機種であり、URBANO L02 KYY22は昨年の機種だがCPUは何故かそれ以上に古く、今回不満で買い換えるXperia VL SOL21と同じCPU。
(9)Xperia VL SOL21は現在の使い方でテザリングによりバッテリー消費が早い。Galaxy S5 SCL23はバッテリー容量が2800mAhということでXperia VL SOL21の1700mAhよりも1.6倍ある。
たたしURBANO L02もそれ並みにある。
Xperia UL SOL22/2400
URBANO L02 KYY22/2700mAh
Galaxy S5 SCL23/2800mAh
(10)これはGalaxy S5 SCL23に限ったことでは無いが、2ヶ月以上悩んでおきながら、これ以上悩まずに今月に決心したことにも理由がある。
自分は4月がauの契約更新月となっており、この時にMVNOの「mineo」にキャリア変更することを検討している。mineoでも高性能スマートフォンの性能はかなり発揮できるようだが、しかし実際に使ってみないと分からない。
端末変更とキャリア変更を近づけてしまうと端末(機種)変更による影響かキャリア変更による影響か判断が難しくなる。今月端末を変更すれば2ヶ月間、純粋なau回線で確認出来る。
以上のような思いを色々去来させながら、ある日、Galaxy S5 SCL23の購入を決意したのであった。
→使用後の感想は以下。「Galaxy S5 SCL23レビュー、感想(Galaxy S6仕様とも一部比較)」