7インチタブレットlenovo IdeaTab A2107A 3G版を使ってみた

[推敲度 草稿段階/10]

 父親への提供の為に、いろいろ機種を迷った末、7インチタブレットPC、lenovo IdeaTab A2107A 3Gを買った。

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[機種選び]

 当初は10インチクラスも考えたがまもなく7インチを考えるようになり以下の機種が候補に挙がった。
・Google Nexus7
・Eden Tab 3G SIMフリー版
・Galaxy TabもしくはGALAXY Tab 7.7 Plus
・lenovo IdeaTab A2107A 3G版

 希望する仕様の条件は以下のようなものであった。

・SIMフリーであること。標準SIMが望ましい。
・Android4.0以上が望ましい。
・日本通信bmobileのSIMでテザリングが出来ることが望ましい。
・日本で正式に使えること(技適云々)が望ましい。
・無論スペックが良いに越したことはない。
・値段は(良い品なら)気にしない。上限5万あたり。

 これらを全て完全に満たすものは見つけることは困難で、結局スペック以外をほぼ満たす機種がlenovo IdeaPad A2107A 3Gというわけであった。

[私にとってのタブレット]

 私はスマートフォンと10.1インチコンパチブルタブレットPC(Windows7)を愛機とする人間なので、ピュアタブレットは本来全く購入意欲をそそられないものであった。タッチパネルPCを10年以上愛用してきた身として、タブレットPCにはソコソコ関心があるが、自分の為に買いたいと感じたことは皆無である。

 だが関心はあり、そんな折、親のためにモバイルインターネットを提供する必要が出たことからこれを機会に親のために買って試用することにした次第だ。まあまあ大義名分が出来たと言うことである。
 親には選択肢としてこのタブレットと別に10.1インチネットブックを提供するが、親がどちらを選択するかは分からない。

[7インチタブレットの感想]

 親は同居しておらず、早々に届ける必要があることから自分自身での試用は数日しか試していない。また自分の機種ではないのでドンドコとアプリを入れる気にもならない。そのような限られた条件での感想であることを御承知願いたい。

●7インチタブレットは戸外で立ちながらインターネットをするには快適である。
 私は電車の中では無論のこと、歩きながらでもインターネットをする人間であるが、そのような立場からすると7インチタブレットは想定以上に快適だった。

 ・スマートフォンでは4.7インチを使っているがどうしてもWebブラウジングで手狭さが感じられる。それがあまりない。

 ・自分の愛機を10.1インチのコンパチブルPCをタブレットにして使った場合はとにかく重い。それと比べると大変快適である。立ちながらだと10.1インチは大きすぎるというのもある。iPad miniはiPadが戸外に気軽に持ち出せないという要求から出てきたものだと思うが確かに納得である。

 ・標準サイズのスマートフォンのように、片手で持ちその手の指で操作を両方するのは無理である。しかし電車で立ちながらの場合、片手でつり革を持って反対の手で7インチタブレットを持ち、吊革の手の指を立ててそこにタブレットを近づけて画面をタッチくらいなら出来る(背が低くなければ)。
 ニュースサイトなど、ある程度の文章の多いWeb頁をネットサーフィンする場合にはこのような形で吊革を持ちながらWebサーフィン出来そうな感じである。(あるいは電子書籍など。)

 ・両手を使いたい場合が発生すると処置に困る。鞄かポケットに入れる必要があるが、そのままならば背広のポケットに入るかもしれない。ケースに入れるとスーツのポケットは駄目でコートのポケットにしか入らない。いずれにせよ上着を着ていない夏場は置き場がない。

●AndroidはAndroidであり、一応スマートフォンと同じ。スマートフォンで使い慣れていれば戸惑うことは比較的少ない。

 ・それでもタブレット版とスマートフォンでは違うことも多い。一番頭に来たのはウィジェットを追加する方法が分からなかったこと。スマートフォンだと待ち受け画面長押しでウィジェット配置画面が出てくるのにタブレットでは出てこない。
 「アプリケーション一覧画面」こと「ドロワー」がよく見ると「アイコン」と「ウィジェット」のタブで分かれていて、両者でアプリを長押ししてホーム画面に配置できる。

 ・その「アプリケーション一覧画面」を出すボタンは右上にある。またステータスバーがスマートフォンでは上部なのに対して下部にある。

 ・「戻る」「ホーム」「メニュー」のソフトボタンは画面内の左下にある。画面が回転するとこのボタンも移動する。

●lenovo IdeaTab A2107A 3Gの特徴いろいろ?

 ・3Gバージョンと言うことで、このIdeaTab自体が携帯電波受信機なわけであるが、他のWiFi機器をこのIdeaTabに繋げるテザリングが3手法で出来る。すなわちUSBテザリングWiFiテザリングBluetoothテザリング。これは結構最強ではあるまいか。このうち前者2つはbmobileのSIMでテザリング出来ることを確認した。
 なお今回調べた際に他の機器にテザリング出来るかも一つのポイントであったが、テザリングについてはどうも各社とも仕様に明記しておらず、それらを見ただけでははっきり分からないことが多かった。実際に店頭で確認した所、テザリングが一切できない機種もあったもののUSBテザリングは比較的出来る機種が見られた。USB、WiFi、Bluetoothの3者が出来るものはほとんど無かった。(lenovo IdeaTab A2107A 3Gは出来る。)
 テザリングについてはSIMのキャリアとの契約にも絡んで料金的にもメーカーの一存では明言できない部分があるので仕様でははっきり書けないのかもしれない。

 ・SIMカードは裏面上部のカバーを外した中に入れる。カバーは上に軽くスライドするだけで外れる。SIMスロットは2G用と2G/3G用の2つある。この意味は良く分からない。

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 ・GPSはついているが電子コンパスはついていない気がする。

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 ・「内部ストレージ」は2.3GBが割り当てられているようでこれはアプリをインストールしているとすぐ一杯になりそう。ちなみにOptimus G LGL21では11.5GBほど割り当てられている。

 ・この端末はSDカードスロットはない。→間違えてた。microSDカードスロットがあります。ごめんなさい。
 現在のAndroidでは一般的なように内蔵メモリ16GBのうち一部がSDカードとして扱われる。あるいは「内蔵ストレージ」と「USBストレージ」(「SDカード」)などと呼び分けられるようだ。ややこしいことこの上ない。

 ・「アプリの管理」で「SDカード上」のアプリを操作することで「内部ストレージ」から移動できるソフトを選択できるが、移動できるものは限られる。この分だともし自分が使った場合には、私がhtc EVO WiMAX ISW11HTで陥った「思う存分アプリを入れられない現象」に陥るのは早々遠くないだろう。親の場合にはドンドコアプリをインストールするとも思えないのでまあいっか。

 ・アイコンが置ける数が縦が5列、横が6列。
上下に無駄な空白地帯があり、そこにはアイコンを置けない。そのためにスマートフォン並の5列になっている
→これについては後にApex Launcherというアプリを知った。これを使えばアイコンを置く数とかは自由自在な気がする。

 ・キャプチャは「音量下げボタン+電源」同時押しでこれはAndroid4.0で共通?
(作成中?)