(2)購入前比較:8インチWindows8.1タブレットASUS VivoTab Note8を買った

 前の記事で書いたような理由で8インチWindowsタブレットの購入を決心した訳だが、本記事では8インチWindowsタブレットの製品を具体的に紹介、比較検討する(最新の情報も取り込んだが基本的には2014年2月当時)。検討に入れた8インチWindowsタブレットは以下の6機種だ。

[推敲度 4/10]

・Dell Venue 8 Pro
・Lenovo Miix 2 8
・Lenovo ThinkPad 8
・ASUS VivoTab Note 8
・東芝 dynabook Tab VT484
・CONIA Iconia W4-820

 といってもこれらの製品、見た目こそそれなりに違うがスペック的にはかなり似通っている。同じIntelのCPU、チップセットを使い、パソコン以上に余計な付加機能をつけるのが困難と言うことで、各者似たようなものになってしまったのだろう。ということでまずはほぼ共通の仕様について挙げてみる。

■8インチWindowsタブレット6機種に共通の仕様

・8型ワイド液晶、16:10
・解像度1280×800ドット
 ただしLenovo ThinkPad 8のみ1920×1200
・タッチパネル、静電容量式。
 VivoTabのみタッチペン付。

・CPU Atom Z3740
 ただしLenovo ThinkPad 8が Z3770(良)、DELL Venue 8 ProがZ3740D(若干劣)
・内蔵メモリ 2GB

・内蔵ストレージは各製品で大概32GB/64GBあり。
 ただしLenovo Miix 2 8とLenovo ThinkPad 8 には更に128GB版あり。
・外部ストレージはmicroSDXCスロット
↓外部ストレージとしてはmicroSDXCスロットがついているわけだが、microSDXCの最大容量として今年になって128GB製品が登場している。いろいろデータを入れたい身としては実はこの製品の登場でタブレットを活用する気になったというのが正直な所。

・奥カメラ500万画素、手前カメラ200万画素
 ただしLenovo ThinkPad 8が奥800万 画素(良)、DELL Venue 8 Proが手前120万画素(若干劣)

・スピーカーはモノラルとステレオで2分しており、Venue 8 Pro、Iconia、VivoTab3者がステレオ、他3者がモノラル。

・ヘッドフォン端子とマイクは当然あり。

 以上のようにパソコンでは基本とされるスペックはほぼ共通と言って良い。

【各製品特徴】

●Dell Venue 8 Pro

4辺が印象的な16:10 QHD ディスプレイ付き、最新のインテル第11世代Coreプロセッサー搭載の13インチ ノートパソコン。バッテリー持続時間が長く、終業時間まで途切れません。

・3G(すなわちSIM)対応の製品がある。
・GPSは3G対応製品のみ。

●Lenovo Miix 2 8


・GPSがある。
・モノラルスピーカー
・6月に内蔵ストレージ128GB製品が出た。

●Lenovo ThinkPad 8


・他の製品が軒並み1280×800の解像度なのに対して1920×1200解像度(フルHD)
・2014年春頃としては内蔵ストレージに128GBのラインナップがある唯一の製品だった。
(その後6月にLenovo Miix 2 8 128GBで128GBが登場)

●ASUS VivoTab Note 8


・ワコムのタッチペンがついている。
・横置きで左右にステレオスピーカー。ただし裏面。
・GPSがついている。

●東芝 dynabook Tab VT484(2013/11)
http://dynabook.com/pc/catalog/d_tab/131118vt484/index_j.htm


・GPSあり。
・縦置きで底部左右にステレオスピーカー。
なお、後継機種dynabook Tab S38が出た。(2014/06)

東芝ノートPCの製品情報です。Windows タブレット dynabook Tab S38をご紹介しています。


●ICONIA Iconia W4-820

・GPSなし。
・縦置きで底部左右にステレオスピーカー。

【自分の選択】

 前の記事で書いたような条件で考えたとき、ステレオスピーカーが是非欲しく、かつHTC Oneのように横置きにしたときに左右にスピーカーがついている物が望まれた。そうなると、必然的に
ASUS VivoTab Note 8
しかなかったのである。

 自分にとって必須の内蔵ストレージ64GBも満たしている。内蔵ストレージについてはThinkPadの128GBも惹かれるものがあったが、値段的にかなり高く、また品薄で入手困難なようであった。Windowsタブレットをどの程度使いこなせるかまだ未確定の段階で、そこまでのスペックは必要で無いと思われた。

 なお巷ではASUS VivoTab Note 8についてはワコム製だというタッチペンとタッチパネルが評判のようであったが、それらは確かに可能性を広げるかもしれないとは思ったが、Galaxy Note 3 SCL22でタッチペンをほとんど活用できていない自分としてはそれほど魅力的には感じなかった

【8インチWindowsを紹介してくれている頁】

●8インチWindowsタブレット購入術:どれがいいの? 8インチWindowsタブレット – @IT http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1403/31/news058.html
 6機種の仕様を表にしてくれており、非常に把握しやすい。

●価格か、機能か、携帯性か:この冬の本命?――“4万円から買える”8型Windowsタブレットを比較する (1/2) – ITmedia PC USER http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1312/04/news138.html
 少し早い時期の記事なこともあり
Iconia W4-820、dynabook Tab VT484、Venue 8 Pro、Miix 2 8
の4機種を比較。

●@DIME アットダイム|ジャンル|IT・モバイル|大人気「8型Windows8.1タブレット」を5つのポイントで比較してみた!

 ThinakPad8以外の5機種を複数頁に渡り比較。こちらでも仕様をこちらで一覧にしてくれている

(「ASUS VivoTab Note 8のレビュー記事」に続く)

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