「購入前比較 」からの続き。ASUS VivoTab Note 8についての記事3つめということで、使い始めて4ヶ月も経ってしまったがようやく使用感を書く。
【自分の使い方】
●他人に写真、GPSデータなどを見せる。
毎日のように使うわけでは無いが、こちらで書いたようにこれが一番の購入目的だったので、目的は達せられた感じ。ASUS VivoTab Note 8購入以後はしちめんどいパソコンで見せる気が無くなった。
●お風呂で使う。
ビニールパックに入れて毎回使っている。音楽、動画、Webサーフィン。ただしパソコンを持ち込んでいた時には時々していたお風呂での文章書きはほとんどしなくなった。長い文章はやはりタブレットで入力はめんどい。(呟く程度はする。)
●音楽プレーヤーとして使う。
音楽鑑賞についてはスマートフォンGalaxy Note 3 SCL22を使ったり、本機ASUS VivoTab Note 8を使ったり、メインモバイルPCを使ったり、定まっていない。
本機ASUS VivoTab Note 8は音が思ったよりも良くなかった?のでGalaxy Note 3 SCL22に比べてのメリットはあまり感じない。
●パソコンの前に座っていない時のWebサーフィンとかSNS投稿とか。
お風呂もその一つであるがそれ以外に家でPCの前にいない時の操作。台所で立ちながらとかベッドで寝転がりながらとか。スマートフォンGalaxy Note 3 SCL22でも出来るが、やはり家の中でスマートフォンを使うのはせせこましい感じ?
【(主に)良かった所】
●過去のソフトが生かせるWindowsOSは便利
やはりWindowsの強みはWindows95以来の種々のアプリケーションが使えること。すなわち
・画像ビューア(Vix、Linar、Xnview、Irfanview、など)
・動画ソフト(MediaPlayerClassicなど)
・音楽ソフト(iTunesなど)
・ストレージ解析ツール(Scanner2、WinDirStat)
・ぷちらんちゃ、CopyTo Synchronizer
・カシミール3D、SuperMappleDigital
・中国株ソフト(ChinaStockManger)
などなどなど、これまでパソコンで使い慣れたソフトウェアが使える。
(ただしタッチパネル操作で十分に使い勝手が発揮できるとは限らない。)
●しかもパソコンとASUS VivoTab Note 8でデータの保存ドライブを一致させておけば
上のうちMediaPlayerClassic、iTunesなどのプレイリストはそのまま流用、同期して使うことが出来る。
●かなり個人的なことだがロック画面の壁紙チェンジャーがかなり良い!(多分Windows8標準?)。指定したフォルダ内の画像が複数組み合わされて表示されたり表示されなかったり。
ただし画像ファイル形式がPNGしか使えないみたい(気がつくのに結構かかった汗)。
●無線LANへの接続がやたら早い気がする。
【(主に)イマイチだった所】
●Atom CPUは強烈にアホ。とにかく動作が遅い。ソフトウェアが起動するのにクリックして数秒~10秒とかかかる。昔、メインパソコンとしてATOMを買って数ヶ月で買い換えたことがあり、その時以来Atomは嫌悪しているがその思いをあらたにした。まあ流石に8インチタブレットにCoreiはないので諦め気分だが。
●ステレオスピーカーが思ったよりも音が良くなかった、というか音量を上げたときのパワーがなかった。スマートフォンGalaxy Note 3 SCL22と著しい違いが感じられない。
●内蔵ストレージ64GBが自分としては少ない。microSDXCの128GBと併せて使っているがそれでも自分的には足りず、やりくりに四苦八苦して内蔵128GBの機種に買い換えることをかなり真剣に悩んでいる。
↓microSDは当然128GBのものを使用。だがそれでも自分的には不足。
●デジタイザーペンが動かなくなった。ドライバーが認識しない。最初の内にはドライバーを削除して再起認識させると使えるようになっていたが最近ではどうしても認識されないようになった。
価格comなどの掲示板で同様な相談で交換して貰ったという報告も読んだ。
自分の場合にはデジタイザーペンを使う頻度が低いので諦めかけ。
●これはメリットの以前のWindowsソフトウェアが使えることと相反するが、それらのソフトがタッチパネルで最適化されていない。どころか操作の一部がタッチパネルでは出来ないものがしばしばある。
●Windows8アプリはASUS VivoTab Note 8を買って暫くした頃「折角なのでAndroidアプリみたいにバリバリ探してみるか」と探したのだが、欲しい物がほとんどなかった(バッテリー管理などツール系)。
そもそもWindowsアプリの画面はライブ情報が表示されていてもそんなに見る機会はないのではないか。Windows7以前にあったデスクトップガジェットは作業の合間に見たりするし、ウィンドウの大きさも変えられるのでしばしば目に触れるがWindows8スタート画面がライブになっていてもあまり楽しくない。
という感じでそれにも気がつき探す気でさえ失せた。
【その他、細かい所】
●GPSについてはそもそもWindowsソフトではGPSのデータを活用できるソフトウェアがほとんどない。あるいはそれほどSuperMappleDigitalはあるが。というか基本的にスマートフォンと違って歩きながら使う気にならないことが判明。その結果、ナビゲーションとして使う気がなくなった。
●縦横はかなりスムーズな切り替わり。
切り替わる前に画面が少し小さくなり、切り替わる予兆を感じられるのも良い。
ただし最近では回転はロックしておくことが多い。
ロックはチャームから
●microSDXCスロットだが蓋がないので飛び出しそうでちょっと怖い。ただ実際に使ってみると4ヶ月そういうことはなかった。
音量低ボタンとホームボタンでキャプチャが撮れ、Androidと同様にフォルダに自動保存される。記録好きなこともあり、Windowsでこれが出来るのは少し新鮮。
●カメラがついており、たまに使うが、カメラはデジタルカメラとGalaxy Note 3 SCL22を常用しているのでVivoTab Note 8でカメラを使う必要性を全く感じない。
【まとめ】
ASUS VivoTab Note 8は当初の目的である「他人に写真やGPSデータを見せる」ためのガジェットとしては十分な役割を果たしてくれている。
そのほかの役割(音楽・動画プレーヤー、SNS、ネットサーフィン)についても活躍はしているものの、それらの役割は究極的には(ASUS VivoTab Note 8が無ければ)スマートフォンGalaxy Note 3 SCL22やモバイルパソコンで果たせるものであり、逆にASUS VivoTab Note 8はスマートフォンやモバイルパソコンの代わりに丸ごとなるものではない。
すなわちスマートフォン(ファブレット)Galaxy Note 3 SCL22に比べ以下の点が劣る。
- 片手持ち操作が出来ないので歩きながらや電車の中で立ちながら使えない。
- 街中で使うにはAndroidの方が有用なアプリが豊富。
- 常に身につけるほどの手軽さは無い。
パソコンに比べ以下の点が劣る。
- ソフトウェアキーボードで両手打ちが出来るものの、それでも少しでも長い文章は打ちにくい。せいぜい呟き程度。
- ATOMが馬鹿で遅すぎる。
- ストレージが小さいのでいろいろ限界がある。特にパソコンでは2TB HDDを使っているので尚更。