この頁は私がプチリリを使い続ける限り必要に応じて改訂していくと思われる。
2012/10/11 初版
2012/10/14 改訂 画像の追加と要望文の修正。
2012/10/29 HTC JでのBluetoothヘッドフォンでの不具合が改善。他に要望点一つ追加。
(最新更新箇所青色)
「私の必須Androidアプリ紹介 第1回」ということで、2つのアプリを紹介したが、実は最初3つ紹介するつもりであり、その3つ目だったのが今回改めて紹介する歌詞表示音楽プレーヤー「プチリリ」である。
「必須」というべきかは疑問があるのだが、ユニークさや今までの経緯、今後の発展を願って3つの中に入れようかと思ったのだが、プチリリだけ書きたいことが増えてしまったので逆に別途書こうと思っていた。それから半年近く経ってしまったがようやく書く。
さてパソコンでの話であるが、3年ほど前、手持ちのMP3に歌詞を埋め込みたいと思い右往左往したことがある。結局、MP3ファイル自体に埋め込むことは断念したのだがその時に代替手段として知ったのが「プチリリ」という歌詞表示ソフト。WindowsMediaPlayerやiTunesと一緒に立ち上がってネット上のデータサーバから引き出した歌詞を表示してくれる。
登録されている歌詞は当初、サービス提供者(株式会社シンクパワー)が提供したものだけだったが、やがていつの間にか「かしこみ」というサイトが出来て、ユーザが登録したものも使うようになった(現在は「かしこみ」は「プチリリ」というサイトに統合された模様)。著作権登録されているものなら誰でも歌詞登録が出来る。
今回紹介するのはそのAndroid版である。ただしパソコン版が上述のようにWMPやiTunesなどのプレーヤーとは別に起動して歌詞を表示するのに対して、Android版ではプチリリ自体が音楽プレーヤーアプリの一つとなっていって、逆に言えば他の音楽プレーヤアプリを使いながらプチリリの歌詞を表示することは出来ない。
このアプリ、システムの長所は以下のようなものであろう。
- 再生している曲の歌詞を自動で検索、存在した場合には再生してくれる。
- もし自動で見つからなかった場合には手動検索をすることも出来る。仮にそれで見つかった場合には関連付けることが出来、自分の端末の記録として残り、次回からは手動検索は不要になる。(ただし見つからなかった原因をサーバーにまで反映することは行っていないと思われる。)
- ユーザが登録したデータも検索対象になっている(このユーザー登録のシステムは当初「かしこみ」というシステムだったが現在では「プチリリ」で統合されている)。これは思い入れの曲がある場合には自分で「プチリリ」に登録し、それを自分だけでなく皆に使って貰うことが出来ると言うことである。ちなみに登録する曲はJASRACなどの著作権管理システムに登録されていいないと登録出来ない。
- 音楽の著作権保護をきちんと守った上で、そのシステムに沿って作られており、アーティスト達の不利益になることを助長しない(と私は思っているのだが)。
- twitterで「プチリリ」について呟くと返事をくれることがある(笑)
さて、歌詞表示プレーヤとして便利な一方で私のところでは以下のような不具合が起こっている。
- GALAXY SII WiMAX ISW11SCで、端末起動時に「必ず」プチリリ(ウィジェット?)が落ちる現象が発生した。ただし具体的な支障は出ていない。
- これは私が使ったスマートフォン3機種全てで起こっており、プチリリ「だけ」に原因があるのではない気がするが、BluetoothヘッドフォンによるAVCRP機能で曲戻しがほぼ出来ない(曲送りは出来る)。
Bluetoothヘッドフォンでは小型のものを中心として音量小のボタン長押しで「曲戻し」を実行するものが結構ある(特にイヤフォンタイプの小型の物では一般的)が、その際に長押しすると一曲戻るのではなく曲始めに戻る(これはプチリリの仕様?)。戻る指令を2回連続で出せれば一曲戻るようなのだが、長押しでの認識での場合には連続では押せないことが多いので、結果的に曲戻しが出来ないようだ。
先程確認してみたが、曲戻し専用のボタンがあるヘッドフォン(頭を覆う大型の物)ではそのボタンの連続で繰り返し押すことで曲戻しが出来た。察するに長押しで曲戻し指令を行う長押しの時間と、プチリリで前の曲に戻るのに必要な2回連続の間の時間間隔の不整合から起こるものと思われる。
このようにして曲戻しが出来ないヘッドフォンは以下など。- LBT-HP04
- BT-07AHS
- LBT-HP02
- LBT-HP01C2
- BH20A
- LBT-HP04
- 【改善済】スマートフォンHTC J ISW13HTになってから、Bluetoothヘッドフォンでの「再生/一時停止」ボタンの操作が効かなくなり、ヘッドフォンのそのボタンを押すとプチリリが動作するのではなく、標準のプレーヤーが起動し、プチリリと同時に別な曲を演奏してしまうようになった。曲送り/曲戻し(ではなく曲初めへ飛ぶ、後述)はプチリリでコントロールが効く。ただし再生開始については曲送りで一応代用されるっぽい?
HTC Jの「設定」「アプリケーション」で標準の音楽プレーヤーを起動しなくすると、再生/一時停止ボタンを押しても何も反応しなくなった。プチリリで曲送り云々は上の通り。
以前のhtc EVO WiMAX ISW11HT、GALAXY SII WiMAX ISW11SCではこの問題は起こっていなかったはずである。 HTC JになってAndroid4.0だから起こるようになったのかは不明。
→2012/10/27のアップデートで改善されたようです。感謝!
以下はAndrodi版プチリリの仕様に対する私の不満もしくは私の要望というべきものである。
- 無料版しかないので広告が鬱陶しい。もし広告なし有償版が出たら自分だったら500円なら即買、1000円なら暫く悩むけど結局買うと思う。
-
ウィジェットに透過機能が欲しい。待ち受けで自分なりの壁紙を使っている場合はそれを隠すウィジットは好きくない。ウィジェットの透過についてで一番優れている再生プレーヤーアプリはPowerAmpである。一応透過も出来るのがMeridian。
この要望、多分多くの人にとってはどーでもいいことだと思うのだが、私は結構壁紙(待受画面)に拘りがあって、バッテリーの消費量を無視して5秒毎の壁紙チェンジャーを使ったり、ロック画面と普通の画面、普通の画面での複数あるホームで壁紙チェンジャーの中身を替えたり、結構なこだわりがある。そんなわけでガジェットの透過性の高さは結構拘る所で、それを理由にプチリリを4~5ヶ月使わなかった。今はプチリリを使い始めたが、別にその点は解消されてないのでいつプチリリを止めるかは分からない。
- 歌詞が出るときにせよ出ないときにせよジャケットにフィルターがかかりはっきり表示されない。スマートフォンを見ながら音楽を聞く楽しみって、聞いているジャケットが見えることにもあると思う。ジャケットが薄暗く映るのは歌詞が出ようと出まいと残念。
出来ることなら歌詞が出る場合と出ない場合で区別する設定、さらにフィルターの濃度を%で調整する設定、それが駄目ならせめてフィルタするかしないかを選択できる設定が欲しい。ちなみにフィルタをなくした場合には歌詞の文字が見えにくくなる場合があると思うがそれは仕方ない。無論、ジャケットの色に合わせて自動で歌詞の文字色を見やすく変えてくれるなら尚良い。 - 現在の演奏しているプレイリストの別な曲が選びたくて、曲一覧(現在のキュー?)に行こうとするのだが、行けなくてプレイリストから選びなおさなければならない場合がしばしばあり、かなり面倒くさい。他のアプリでは「現在キュー」とか(どんな場合でも)「戻る」で行けるようになってたりする。
- ウィジェットの大きさが横4縦1のしかないけど、もっと豊富にあったら嬉しいと思う。ちなみにどんな場合でも原則ジャケットは必須。
- 歌詞の文字サイズを大きくできるようにして欲しい。
- スライドショーのフォルダ指定を、サブフォルダの画像も読み取れるようにして欲しい。
- これはかなり無理な要望かもしれないが、パソコン版のように他の音楽プレーヤが使えないのは多様なアプリを活用できないことになりかなり残念だと思う。ここに挙げている不満もプチリリ本来の機能の要望よりも音楽プレーヤーとしての要望が多く「歌詞表示」というのがウリであるプチリリからすると、多少分野外?なのではないか。世の中に数多くのプレーヤーアプリがあるのはそれだけユーザーに多様性があり、標準のプレーヤーでは満足できない人が多いと言うことだと思うので、プレーヤとしての機能を競うのは無理があると思う。
いろいろ勝手なことを言っていると自覚はしているが、それも今後に期待しているから、と思ってもらえればいいのだけど。
コメント
いいですね
mp3に歌詞を埋め込むのはLyricsMasterというソフトが便利ですよ
連続で再生していくだけでどんどん入っていきます