[ネタ・ツリ]EeePCは真の意味で『モバイル』と言えるのか?「EeePCを斬る!(2)」
(つづき)
皆さんは「モバイルパソコン」「モバイルノート」というとどんなことが出来るパソコンを思い浮かべるであろうか?
以前はピュアタブレットの形に出来る
コンパーチブルタイプのパソコンに拘っていなかったが
一度使ってみると持ち歩きながら使うには
確かに便利なことに気がつく。
もっともピュアタブレットにして使うようになったのは
Flybook V33iになってからの方が多く、工人舎SA・SHでは
キーボードを開いたたま左右の手で持つ持ち方が多かった。
EeePCでは立ちながら持って使うことが全く想定されていない。
本記事のタイトルでは「モバイルパソコン」よりもさらに一歩踏み込んで「モバイル端末」としてみたが、いずれにせよ実は「モバイルノート」にも「モバイルパソコン」にも厳密な定義は恐らくない。その結果、かなり無茶な機種のパソコンにも「モバイル」がつけられる傾向にある。
一番広い意味でその言葉を使うならば「持ち運びが出来るノートパソコン」となるかもしれない。だがその結果、重さが2kg以上もあるのに、「なんとか」持ち運べるとうことで、「モバイルノートパソコン」と使われることですらあるのだ。
では私としてはどんなパソコンを「モバイルノート」「モバイルパソコン」と言うべきと考えているか?
それは以下の3つである。
具体的にそれらを満たすにはおおよそ以下の仕様が必要だと考える。
そんな感じで、歩きながらどころか、立って持って使うことでさえ覚束ないのである。
ましてやこのパソコンを「ウルトラモバイルPC」とするのは笑止千万だ。ウルトラモバイルPCはマイクロソフトのサイトで紹介されているように
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/umpc/default.mspx
で書いてあるようなパソコンであって、こんなにユーザインターフェースとネットワーク接続インターフェースが貧相な格安パソコンを「UMPC」とは絶対に言って欲しくない。
EeePCを購入した方が
ASUS EeePC を実は持っている、個人的 Eee PC レビュー
http://yusukebe.com/archives/08/01/19/120728.html
「ベッド際 PC」という、なかなか洒落た言葉を思いついているが、確かに私が愛用してきたA5ファイルサイズノートパソコンはベッド際PCに相応しいパソコンが多く、そういう点で私には9年以上のベッド際パソコン使用歴があるわけだが、その私からすれば果たしてEeePCがベッド際パソコンとして快適に使えるかは甚だ疑問だ。
私は工人舎SA、SHのシリーズのモバイル性能にかなり満足していたが、結局Flybook V33iを買うことになったのは、工人舎の7インチ液晶パソコンは結局ベッド際パソコンとしては快適でなかったからだと言える。ベッド際パソコンとしては工人舎よりもそれ以前のBIBLO MC/30の方が快適で、それが忘れられなかったのだ。
インターフェースのそこそこ充実している工人舎製品ですらそうであるから、ましてやEeePCはベッド際パソコンとして快適に使うのは無理だと思う。
そもそも私がA5ファイルサイズノートの素晴らしさに気がついたのは
「ごろ寝パソコン」として使う楽しさを知ったからであったと言える。
私は常に布団のところでだらけて使えるモバイルノートの楽しさを追求してきた。
写真は長らく愛用したBIBLO MC/30。
写真の当時はベッド際ではなく、布団際だったのだけど....
私の愛機の写真を見ると布団やベッドが写っていることがとても多い。
EeePCをベッド際パソコンとして十二分に活用しているという方は是非詳細なレビューを聞かせて頂きたいものだ。
(つづく
→「所詮EeePCはオコチャマ向けPC?」)
<この記事を読んで「おいおい」と思った方は
「注意書き」をお読み下さいませ>
2008/01/27 作成
2008/7/2 こちら記事コメントなどよりタイトル改訂(こちら:作成予定、参照)
皆さんは「モバイルパソコン」「モバイルノート」というとどんなことが出来るパソコンを思い浮かべるであろうか?
以前はピュアタブレットの形に出来る
コンパーチブルタイプのパソコンに拘っていなかったが
一度使ってみると持ち歩きながら使うには
確かに便利なことに気がつく。
もっともピュアタブレットにして使うようになったのは
Flybook V33iになってからの方が多く、工人舎SA・SHでは
キーボードを開いたたま左右の手で持つ持ち方が多かった。
EeePCでは立ちながら持って使うことが全く想定されていない。
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本記事のタイトルでは「モバイルパソコン」よりもさらに一歩踏み込んで「モバイル端末」としてみたが、いずれにせよ実は「モバイルノート」にも「モバイルパソコン」にも厳密な定義は恐らくない。その結果、かなり無茶な機種のパソコンにも「モバイル」がつけられる傾向にある。
一番広い意味でその言葉を使うならば「持ち運びが出来るノートパソコン」となるかもしれない。だがその結果、重さが2kg以上もあるのに、「なんとか」持ち運べるとうことで、「モバイルノートパソコン」と使われることですらあるのだ。
では私としてはどんなパソコンを「モバイルノート」「モバイルパソコン」と言うべきと考えているか?
それは以下の3つである。
- 手に持って歩きながら画面を見ることが出来る。
- 立って持つときに簡単な操作ができる。
- 各種のインターネットサービスに接続できる。
具体的にそれらを満たすにはおおよそ以下の仕様が必要だと考える。
- 重さは極力1.2kgまで。最大1.4kgほどか。
- 大きさはA5ファイルサイズすなわち幅23.5cmほどまで。
- インターフェースとして立ったまま操作しやすくなっていること。タッチパネルがついていることが望ましい。
- ピュアタブレットパソコンになるよう、コンパーチブルタイプが望ましい。
- ネットワーク接続端末を繋ぎ易くなっていること。具体的にはPCカードスロット、CFカードスロットなどを持っていること。Bluetoothを持っていればなお可。昨今の機種ならば無線LANも必須。
- インターフェースが通常のタッチパッドしかない。(そもそもマウスが付属しているようだが、それこそがモバイルパソコンとしての貧相さを体現していよう。)
- 本体が小さいくせに開いたときに大開きになり、やたら縦に嵩張る。
- ましてやコンパチブルタイプでもない。
- すなわち実際に持つと分かるが、持って使うことは全く想定されていない。
- 携帯電話もしくはイーモバイルもしくはPHSなどに繋げるためのPCカードスロット、CDカードスロットがない。ましてやBluetoothは勿論ない。
そんな感じで、歩きながらどころか、立って持って使うことでさえ覚束ないのである。
ましてやこのパソコンを「ウルトラモバイルPC」とするのは笑止千万だ。ウルトラモバイルPCはマイクロソフトのサイトで紹介されているように
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/umpc/default.mspx
で書いてあるようなパソコンであって、こんなにユーザインターフェースとネットワーク接続インターフェースが貧相な格安パソコンを「UMPC」とは絶対に言って欲しくない。
EeePCを購入した方が
ASUS EeePC を実は持っている、個人的 Eee PC レビュー
http://yusukebe.com/archives/08/01/19/120728.html
「ベッド際 PC」という、なかなか洒落た言葉を思いついているが、確かに私が愛用してきたA5ファイルサイズノートパソコンはベッド際PCに相応しいパソコンが多く、そういう点で私には9年以上のベッド際パソコン使用歴があるわけだが、その私からすれば果たしてEeePCがベッド際パソコンとして快適に使えるかは甚だ疑問だ。
私は工人舎SA、SHのシリーズのモバイル性能にかなり満足していたが、結局Flybook V33iを買うことになったのは、工人舎の7インチ液晶パソコンは結局ベッド際パソコンとしては快適でなかったからだと言える。ベッド際パソコンとしては工人舎よりもそれ以前のBIBLO MC/30の方が快適で、それが忘れられなかったのだ。
インターフェースのそこそこ充実している工人舎製品ですらそうであるから、ましてやEeePCはベッド際パソコンとして快適に使うのは無理だと思う。
そもそも私がA5ファイルサイズノートの素晴らしさに気がついたのは
「ごろ寝パソコン」として使う楽しさを知ったからであったと言える。
私は常に布団のところでだらけて使えるモバイルノートの楽しさを追求してきた。
写真は長らく愛用したBIBLO MC/30。
写真の当時はベッド際ではなく、布団際だったのだけど....
私の愛機の写真を見ると布団やベッドが写っていることがとても多い。
EeePCをベッド際パソコンとして十二分に活用しているという方は是非詳細なレビューを聞かせて頂きたいものだ。
(つづく
→「所詮EeePCはオコチャマ向けPC?」)
<この記事を読んで「おいおい」と思った方は
「注意書き」をお読み下さいませ>
2008/01/27 作成
2008/7/2 こちら記事コメントなどよりタイトル改訂(こちら:作成予定、参照)
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