[愛機] とうとう愛機交代!?工人舎SH6KB04Aの購入1

 長らく、富士通BIBLO MC/30(1999年発売)を愛機としてきた私・高崎であるが、このたび、ようやく同じくらい評価できる
「A5ファイルサイズ タッチパネル モバイルノートパソコン」
を手に入れた。

 すなわち工人舎(KOJINSHA)のSH6シリーズであるが、この製品はBIBLO MC/30の良い点を全て受け継いだ機種とは言い難いのだが、欠点を補って余りある、優れた機種だと言う結論に至った。

 ここにおいて、私はBIBLO MC923を中古で購入して以来、すなわち2000年12月以来、6年半ぶりに、ここに愛機交代を宣言したいと思う。

[推敲度 0/10]
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[これまでの経緯]

 工人舎から発売された格安A5ファイルサイズタッチパネルパソコンSA1Fシリーズを購入したものの、DirectX非対応などを理由に各種のアプリ動作に支障があることにショックを受けた私( [愛機]「KOEIゲーム壊滅とDVD再生など」工人舎タッチパネルモバイルノートSA1F00K購入!6 )は、その2ヶ月後に発売されたその上位機SH6シリーズに、強い期待をかけたのであったが、発売日当日に実際に店頭で触った結果、現在のパソコンでは標準になっているXGA(解像度1024×768)が表示不可能であることを知り、これまた強いショックを受けた(「[愛機] 工人舎の新しいSHシリーズは解像度XGA(1028×768)未対応 」)。

 最初に述べた、私が長らく愛用してきた富士通BIBLO MC/30(1999年発売)ですら、XGAの表示は仮想モードで表示出来、タッチパネル機能は使用困難になるけれども、XGA専用のソフトの使用が不可能と言うことはない。だがSH6シリーズはXGA専用ソフトは★動作不可能★なのである。(具体的にはKOEIの三國志Xとか三國志10三國志十とか。汗)

 「8年も前に発売された機種(BIBLO MC/30)では出来るソフトを2007年発売の新機種が使えないとはどうゆうこったい!」という嘆きは、この機種すなわち工人舎SH6を買わせるのを強く躊躇わせた。無論、これにはSA1Fを買ってから一ヶ月あまりしか経っていないという理由もあったけれども、正直、私はかなり購入を覚悟で発売日を迎えていたのである。
 すなわち期待が大きい分、落胆も大きかったのだ。

[そうこうすること一ヶ月]

 その後、数週間を過ぎ、ネット上で新製品SH6に関する情報をかなり手に入れた。

  • Vistaはやはり少々重いとのこと。
  • 公式にはXP対応とはされていないのだけれども、ユーザ達の調査によりXPを載せることも、ドライバ等の存在を含め、大きくは支障がないらしいこと。ただし一部の機能は快適性が下がる部分があること。
  • やはり解像度1024×600は限界であり、XGA(1024×768)専用ソフトは動かないらしいこと。
  • 不評だった、SA1Fのキーボードであるが、かなり改善されたらしいこと。
  • ハードディスク換装の為の分解がSA1Fに比べて若干楽になったらしいこと。
....などなど、である。

[本命は来年?で、それまでは?]

 工人舎SH6シリーズで採用されたのは
Intel Ultra Mobile Platform 2007
というCPU+チップセットであり、これはモバイルPC向けの最新のプラットフォームである。だが

「Intel Ultra Mobile Platform 2007」正式発表

Ultra MobileにWindows有無の2つの道
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0420/hot479.htm

などのニュースにあるように、来年には更なる高性能なモバイル向けプラットフォームが開発されることになっている。意欲的な工人舎のことであるから、来年以降、この新モバイルプラットフォームの製品を出さないことはあり得まい。

 もしそれがSH6の性能に加えて、XGA対応を備えることになるのなら、私は当然買うと思うのだが、問題はそれまでどうするかである。
 工人舎のSA1Fは、確かにモバイルA5ファイルパソコンとしてそれなりの機種なのであるが、KOEIのゲーム等がほとんど出来ない点、画面が小さい点、PCカードスロットを備えていない点、などなどから、私にとってはBIBLO MC/30に比べてかなり遜色が大きいと感じる部分を持ち、それにより、私がSA1Fを「愛機」と呼ぶことはついぞ無かった。

 新たに買ったSA1Fを愛機と呼ぶ気になれず、さりとてBIBLO MC/30に戻るのも躊躇われる、そんな中途半端な状態が2007年の6月、7月であったと言える。

[とりあえずSH6でもいっか]

 そのような状況は私に自然とSH6へと手を伸ばせる結果となった。すなわち、SA1FよりはSH6がマシなのはかなり明らかなようだから、とりあえずそれを使ってみるべきではないか、と思い始めたのだ。
 その一方で「SA1Fとそう大きな違いはないのでは」「Vistaになることで、自分の使っていたマクロやフリーソフトなど、使えないものも多いのでは」という思いもあり、SH6の購入直前まで気持ちは揺れていたのが正直なところだ。

[再び同じ場所で9万円]

 そんな気持ちを乗り越えながら、アキバヨドバシで、私は2ヶ月弱前と同様に、全く同じ値段(9万円弱)の製品を購入したわけである。

 前回は満足よりも挫折感が大きかったわけであるが、今回はどんな展開が待っているのであろうか。
 慰めと言えば、ハードディスク換装について極めて不安感が大きかった前回に比べると、そのやり方が大体は想像がつき、しかも楽になっているという情報のおかげでその不安感はかなり少ないことであったろう。
つづく

コメント

  1. 通りすがり より:

    時々読んでいますが、こんなことぐだぐだ言ってないで、LOOX P70シリーズを買えばよいのにと思うのですが・・・。
    あなたの好きなタッチパネルですよ。
    しかも、たては768表示される。
    そのありがたみはMC30使っていて感じるはずでしょ?
    それに、今まで富士通のパソコンを使っているわけで抵抗もないはず。
    P70は画面が小さいとか書いていたことがあったともいますが、そんなこといいながら工人舎のパソコンを2台も買うとは・・・。
    馬鹿ですね。

  2. 管理人 より:

    通りすがりさん、御意見有り難うございます。
     工人舎のSA1Fを買って、HDDを160GBに換装して分かったことがあります。それは私にとってHDDの容量は
    http://stakasaki.at.webry.info/200705/article_2.html
    の10か条の中でも優先順位が高かった、ということです。LOOX Pシリーズは御存知の通り、1.8インチHDDであり、コストパフォーマンスが2.5インチHDDに比べると大変悪いのが現状です。
    http://www.parts-price.com/main/parts/hdd/18inch.html
    (つづく)

  3. 管理人 より:

    (つづき)実は工人舎製を買うまでは、LOOX Pシリーズは常に私の購入希望商品の中に入っており、オークション等での流通を日々チェックしていたのですが、工人舎の製品を購入して160GBのHDDを使ってからは完全にLOOX Pシリーズを買う気を無くしてしまったのです。
     2.5インチHDDのメリットを謳い、それに拘るのは私だけではありません。Panasonicのレッツノートのシリーズもそれに拘っていることが分かります。
    http://letsblog.panasonic.jp/pc/2007/03/20/
     まあ再三述べているとおり、BIBLO MC/30の良い点を全て受け継いだ「後継機種」は世界に存在しませんので、そうである以上、どの不足部分を許し、どの点を重視するかはなかなか難しいものです。(つづく)

  4. 管理人 より:

    (つづき)この記事に御関心を持って下さったところを見ると、今回の通りすがりさんにもモバイルパソコンに関し、何か拘りがあるのでしょうかね。もし宜しければそれを聞かせて頂けると嬉しいです。
     なお、大変申し訳ないのですが、以前から思っているのですけれども「通りすがり」などのハンドルネームは御遠慮して頂くようにしたいと思っております。御理解いただけますと幸いです。

  5. SASAKI Ichiro より:

    私なら、こんな無礼なコメントがついたらすぐ削除します。我慢するのは健康に悪いじゃないですか。
     そもそも、ぐだぐだが楽しめない人は個人のブログなんか読んじゃいけないと思います。
    (フォローになっていないですね。ごめんなさい)

  6. SASAKI Ichiro より:

    「こんな無礼なコメント」とは、通りすがりさんのコメントを指します。わかっていただけると思いますが、念のため。