[電脳]価格改訂後にCore2DUOを導入のつもりだったのだが..「デュアルコアCPUへの交換記2」

 さて前回の記事ではVistaでの動作に不満を感じた私がデュアルコアCPUの導入を決心した旨を書いたが、私の現在のCPUがどういう状況下というと、
[Core2] 素晴らしき両対応マザーASRock 775Dual-VSTA、Core2DUO対応!
でも書いたように

  • Athlon64 3800+ 2.4GHz
  • CeleronD 523 2.53GHz→3.8GHzにオーバークロック
の両刀使い...といっても同時ではなく、とっかえひっかえの気まぐれ交換である。

[推敲度 2/10]
この記事は
シングルコアCPUからデュアルコアCPUへの
CPU交換記
」シリーズ(全6回)
の一部です。このシリーズの他の記事は
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■広 告■
あなたが選ぶデュアルコアCPUは
Core2ですか?それともAthlon64x2ですか?
DOSパラ(ドスパラ)Core2DUO?それともAthlon64x2?
クレバリーCore2DUO?それともAthlon64x2?
TWOTOP(ツートップ)Core2DUO?それともAthlon64x2?
Faith(フェイス)Core2DUO?それともAthlon64x2?
ソフマップCore2DUO?それともAthlon64x2?

 上の二つ(Athlon64 3800+とCeleronD 523+)では後者の方がCPU動作周波数は高いのだが、現在では動作周波数だけではCPUの比較は困難になっており、実際、CPUAthlon 64が標準のミドルレンジ?CPUなのに対してCeleronDはバリュー帯CPUであって、スペックは落ちる。ベンチマークを取った結果がそうだし、実際に使った感じでもCeleronD 523+では結構辛い

 特にVista導入後は両者の使い勝手で差を強く感じるようになった。すなわちAthlon64 3800+の場合にはまあなんとか、ストレスが溜まるというほどではない程度の動作なのだけど、CeleronD523の場合にはストレスがちょっと溜まる感じがあるのだ。

 そのため、Vistaにしてからは取っ替え引っ替えは頻繁でなくなり、Athlon64 3800+の方を主に使うことが多くなってしまった。

[Core2DUOを期待した昨夏]

 そもそも昨年の夏は、私はCore2DUOの登場を知ってそのリリースを熱心にウォッチしていた。すなわちCore2登場を紹介する記事や、関係リンク集を集めた記事を作成した。
 そんな私としてはデュアルコアを使うならやはりCore2DUOが欲しいところ。

 それを今まで指を加えて我慢していたわけで、とりわけCeleronD 523+のVista使い勝手が悪すぎる状況としては

  • Core2DUO E6300とかE6400とかE6500とか しかもオーバークロックする?
  • Athlon64 3800+ 2.4GHz

という両刀使いが理想だなあ、と思うようになったわけである。

[なぜ私は複数のマザーを取っ替え引っ替えるすのか!?]

 そもそも、なんで私が両刀使い、すなわち複数のマザーボード&CPUを取っ替え引っ替え使うんだということになると....そこはほれ、そのだな、うん、それが自作パソコンマニアなのである。
 いや、マニアまでいかなくても自作パソコン好き、というのはそういうもんなのだ。

 たとえば、世の中には車好きの人が多いがそういう人なら2台の車を持っていても、そんなにおかしいことではあるまい。
 自動車でも自分は同時に2台を運転することなど出来はしないのだが、だからといってその程度じゃ極端な車マニアとは言えないだろう。
 それと同じコトではないか!

 自作パソコン好きににはサブマシンを持っている人は多い。私なぞは置き場所を占める自作パソコンを2台を持つなどは断固として嫌なのだが、予備のマシンを持つころのメリットや、それ自体が嬉しかったりする気持ちはよくわかる。

 ましてや、OSをインストールせずにマザーボード交換をする人間は世の中に少なく、希有な行為をしてると思うだけで楽しいではないか!

 特に自作パソコンではトラブルがつきものだが、それがハードウェアに起因しているものなのか、WindowsOSに依存しているものなのか、判別がつきにくいことが多い。そんなときに、OS再インストールなしにマザーボード交換をしてみるのは原因究明の非常に有用な手段なのである。

 まあそんなこんななわけだが、上述のように両刀のうち、低いスペックの方のものがあまりに低すぎると、ほとんどそちらを使う機会が減ってしまうので楽しくない。よってある程度、両者のバランスを取る必要があるわけだが、それを考えると

  • Core2DUO E6300とかE6400とかE6500とか しかもオーバークロック
  • Athlon64 3800+ 2.4GHz
というのはなかなかバランスが良いと思ったわけである。

[Core2DUOが初めての価格改定]

 そう思っていたところ、2007年4月22日にCore2DUOの初めての価格改定があることを、上田新聞というところで知る。

Core 2 Duoの価格改定は4月22日(上田新聞
http://nueda.main.jp/blog/archives/002487.html

 価格改定とはその名の通り、CPUメーカが自社がリリースしている製品の定価?を変更するもので、ライバル社との競争力を上げる目的や、自社の古くなった製品在庫を掃く目的で、値段を下げることを言う。

 その値段もすでに事前には大体知られていて、上田新聞で

●Core 2 Quad (Quad Core FSB1066)
– Q6600 :2.40G(266×9)、4MBx2、$851→$530 (38%)
●Core 2 Duo (Conroe系 FSB1066)
– E6700 :2.66G(266×10)、4MB、$530→$316 (40%)
– E6600 :2.40G(266×9)、4MB、$316→$224 (29%)
– E6420 :2.13G(266×8)、4MB、$183 * 4/22から発売開始?
– E6320 :1.86G(266×7)、4MB、$163 * 4/22から発売開始?
●Core 2 Duo (Allendale系 FSB1066)
– E6400 :2.13G(266×8)、2MB、$224→$183 (18%)
– E6300 :1.86G(266×7)、2MB、$183→$163 (11%)
●Core 2 Duo (Allendale系 FSB800)
– E4400 :2.00G(200×10)、2MB、$133 * 4/22から発売開始?
– E4300 :1.80G(200×9)、2MB、$163→$113 (30%)
●Pentium E (ローエンドデュアルコア FSB 800)
– Pentium E2140 :1.60G(200×8)、1MB、$74 * 6月中旬発売?
●Conroe-L (シングルコアのCeleron FSB800)
– Celeron 440 : 2.0G(200×10)、512KB、$59 * 6月中旬発売?
– Celeron 430 : 1.8G(200×9)、512KB、$49 * 6月中旬発売?

と紹介してあった。

 よって、価格改定が行われる4月22日を過ぎてからCore2DUOを買おう、そしてCore2DUOである以上、今までCPUに払ったこともない金額、具体的には2万円以上を出しても構わない、と決めていたのだったが....(つづく

追記:価格改定による値下げが始まりました。
・今度はCore 2が価格急落、Q6600は7万円、E6600は3万円を割って販売
シリーズ初の大幅値下がり、売り場には行列
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20070421/etc_core2.html

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あなたが選ぶデュアルコアCPUは
Core2ですか?それともAthlon64x2ですか?
DOSパラ(ドスパラ)Core2DUO?それともAthlon64x2?
クレバリーCore2DUO?それともAthlon64x2?
TWOTOP(ツートップ)Core2DUO?それともAthlon64x2?
Faith(フェイス)Core2DUO?それともAthlon64x2?
ソフマップCore2DUO?それともAthlon64x2?

2007/04/18 初稿

最終更新日 2007年4月14日 21時05分

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コメント

  1. dada より:

    じっくり読んでいないのですが、Vistaでディアルコアが欲しいと思ったのでしたら、すっかりMS・インテル・その他HWメーカの策略に嵌っています。私は最新のC2DのノートPCを購入しましたが、Vistaのもっさり感はすさまじいです。ボトルネックはHDDアクセスの多さです。あまり指摘されていませんが。XPでいいですよXPで。

  2. thatha より:

    今やそのような風評は過去のものになりましたね