[モバイル] Flybook V33iバッテリ充電器を買う
工人舎から買い換えてすっかり気に入ってしまったA5ファイルサイズモバイルノートパソコンFlybook V33iであるが、しばらく使っている間に不満な点も早速いろいろ出てきた。その一つにバッテリに関することがある。
バッテリの持続時間がVistaである工人舎SH6以上に短いこともさることながら、バッテリ充電の時間もかなりかかることに気がつく。
[使える時間より充電時間の方が長い...]
Flybookのバッテリついては、私はすでに標準バッテリ2本(各2時間弱)と長時間バッテリ1本(4時間?)を持っているのだが、ある日、標準2本を使い果たし、若干長時間バッテリを少し使ったところで、夜勤で朝に帰ってきた。
夕方から遊びに行くために充電を開始したが、標準バッテリ2本の充電が夕方までに終わりゃしないのだ!
本体の電源を切っているにもかかわらず、バッテリ1本を2時間では充電出来ない。すなわち使う時間より充電時間の方がかかるわけである。(本体の電源を切っていると充電時間が短縮できるかは断定できないけれど....)
まあ確かに充電時間が使用時間より短くならねばならぬという理論的根拠があるわけではないが、しかしなんか、どこかアホらしい。
工人舎SHシリーズの場合には「約1.3時間でパッテリ容量の約85%まで充電可能」なことを謳っているが、SH6を使っているときには確かに充電時間がかかるというストレスは全く感じなかった。
すなわちFlybook V33iは「急速充電」ということとは縁遠い製品なのだ。
[解決策として充電器を購入!]
そこでバッテリー充電器を買うことにした。すなわち以下のサイト
http://www.flybook.co.jp/product_accessories.php
で紹介されている以下の製品だ。
V33i用バッテリー充電器
(電源コード別)
[JAN] 4710627471232
[価格] \6,200-(税込)
ノートパソコンのバッテリーの専用充電器については、2000年から2007年前半まで愛用していたBIBLO MC/30のものについて、その存在をオークション等で何度かみかけたことがあった。BIBLO MC/30を寵愛した私はそれも入手しようとしたこともあったが、結局入手しなかった。
入手に踏み切らなかった理由は恐らく2つ。MC/30では1本で3時間以上は持続したこともあったことと、それ以上に私はMC/30とACアダプタの予備を持つようになっていたので、それで充電出来たからだ。
すなわち予備のパソコン本体を充電器代わりに使うということを贅沢にもしていたのであった。
残念ながらFlybookではそういうことをするわけもいかんので、今回は躊躇いなくFlybook専用充電器を買うことにした。MC/30の時に専用充電器というのがどんなに貴重か知っているし、ましてやFlybook V33iは生産中止なので、その専用充電器もまもなく入手困難になることは容易に想像できる。
ということで会社帰りに3回目のFlybookショールームに行く。V33iのバッテリ充電器は見本で置いてあったのでこれを下さい、と言ったところ、店員さんはどこに在庫があるのか忘れてしまったようで、しばらくゴソゴソしている。
Flybookはどうも完全にブランド志向の商売を目指しているようで、ショールームの店構えは秋葉原よりも銀座にあった方が良いのではないかと思うくらい、小洒落た雰囲気があり、まあそんなこんなであんまり人が入っている様子がない。
すなわち本体を筆頭に、日本で本当に売れているのか、って感じなのだけど、今回の充電器もまさしくそんな感じ?展示してある割には在庫がどこか分からないくらいに売れていない?
まあそれはともかく、閉店間際だったこともあってそそくさと買って家路に向かったのだが、今回はあまり店員さんに話を聞かなかったことが後でちょっと後悔する羽目になる。
[あれれ?どうやって取り付ける?]
家に帰って取り出して、早速バッテリを充電しようとしてみると....なんじゃこりゃ?
下写真のようにバッテリを差し込むところは分かるのだが、コンセントがない。
充電器から出ているのはパソコンに差し込むようなプラグのついた短いコードが一本。
コンセントから直接充電する機械だと思っていたのだが...Flybook本体のACアダプターと、この充電器のコードが繋がるようになっていないのだ。
しかも海外製だからか台湾製だからか、保証書があるだけで、使用説明書もない。まるでそんなもんをつけなくても分かるだろ、というようだ。
ここ私は少し恐慌に陥る。
果て?私は本当に「バッテリ充電器」を買ったのだろうか?だがメーカサイトでもう一度調べると確かに「バッテリ充電器」とある。
そうなると私が思っていたこと
「バッテリ充電器とはノートパソコンのバッテリを、パソコンの本体につけることなく直接充電出来る物である」
という定義が間違っているのであろうか?
あ~?あ~~?あんパンを前にした大阪さん状態になってしまった。
思っていたのと違うと言うことで、返品出来るのか?いや、その前に電話で問い合わせてみないと....だがFlybookショールームが再び開くのは数日先だ。そんなことが頭の中を飛び交う。
いや、しかし常識的に考えて充電器は充電器のはずだ。とりあえずもう一度落ち着いて考えてみる。
豚の尻尾のように出たコネクタは前述のようにパソコンに繋げることが出来る。
これはパソコンについているバッテリから、充電器につけているバッテリに充電できると言うことか?そんなアホな。
[エウレカ!]
そこでようやく思い至ったのだ!
やっぱり!豚の尻尾の存在で、てっきりこのコードから充電するものと思っていたのだが、違うのだ!ACアダプターのプラグをさせる部分が充電器の本体に開いていたのである!
そして豚の尻尾はやはりパソコンに繋げるのだ。
そう、この充電器は一つのACアダプタを充電と本体への電源供給が同時に出来るようになっていたのである!分かってみればな~んだ、という感じ。
Flybookにサポートの電話をして恥をかかなくて良かった....(^^;)
[Flybook V33i充電器の使い心地]
バッテリ充電器の使い心地だが、2本同時に使えるのはグッドだ。私が持つバッテリはちょうど2本だし。
バッテリーをつける2カ所にはそれぞれ青いランプ表示があって、未充電では暗い点灯、充電していると点滅、充電が終わると明るく点灯するようになっているようだ。そのランプですら、相変わらず洒落たデザインである。
だが点滅するのはどうも片方ずつのようで、もう一方いついては未充電の時には暗い点灯しかしないところを見ると、2本を同時につけていても充電は片方ずつしか出来ないらしい。一方が明るい点灯すなわち満充電になるともう片方が点滅し始め、最後は両方が明るい点灯になる。
しかも充電時間は(きちんと調べたわけではないが)本体に装着した場合とあまり変わらなさそうである。すなわち急速充電器ではないっぽい。
まあこの充電器がなくて取っ替え引っ替えしながら全部で3本のバッテリーを充電していた面倒さを考えると、これにバッテリをセットして一晩ほっとけば良いので、楽は楽。買う価値は十分にあったといえると思うのだが。
バッテリの持続時間がVistaである工人舎SH6以上に短いこともさることながら、バッテリ充電の時間もかなりかかることに気がつく。
[推敲度 6/10]
[使える時間より充電時間の方が長い...]
Flybookのバッテリついては、私はすでに標準バッテリ2本(各2時間弱)と長時間バッテリ1本(4時間?)を持っているのだが、ある日、標準2本を使い果たし、若干長時間バッテリを少し使ったところで、夜勤で朝に帰ってきた。
夕方から遊びに行くために充電を開始したが、標準バッテリ2本の充電が夕方までに終わりゃしないのだ!
本体の電源を切っているにもかかわらず、バッテリ1本を2時間では充電出来ない。すなわち使う時間より充電時間の方がかかるわけである。(本体の電源を切っていると充電時間が短縮できるかは断定できないけれど....)
まあ確かに充電時間が使用時間より短くならねばならぬという理論的根拠があるわけではないが、しかしなんか、どこかアホらしい。
工人舎SHシリーズの場合には「約1.3時間でパッテリ容量の約85%まで充電可能」なことを謳っているが、SH6を使っているときには確かに充電時間がかかるというストレスは全く感じなかった。
すなわちFlybook V33iは「急速充電」ということとは縁遠い製品なのだ。
[解決策として充電器を購入!]
そこでバッテリー充電器を買うことにした。すなわち以下のサイト
http://www.flybook.co.jp/product_accessories.php
で紹介されている以下の製品だ。
V33i用バッテリー充電器
(電源コード別)
[JAN] 4710627471232
[価格] \6,200-(税込)
ノートパソコンのバッテリーの専用充電器については、2000年から2007年前半まで愛用していたBIBLO MC/30のものについて、その存在をオークション等で何度かみかけたことがあった。BIBLO MC/30を寵愛した私はそれも入手しようとしたこともあったが、結局入手しなかった。
入手に踏み切らなかった理由は恐らく2つ。MC/30では1本で3時間以上は持続したこともあったことと、それ以上に私はMC/30とACアダプタの予備を持つようになっていたので、それで充電出来たからだ。
すなわち予備のパソコン本体を充電器代わりに使うということを贅沢にもしていたのであった。
残念ながらFlybookではそういうことをするわけもいかんので、今回は躊躇いなくFlybook専用充電器を買うことにした。MC/30の時に専用充電器というのがどんなに貴重か知っているし、ましてやFlybook V33iは生産中止なので、その専用充電器もまもなく入手困難になることは容易に想像できる。
ということで会社帰りに3回目のFlybookショールームに行く。V33iのバッテリ充電器は見本で置いてあったのでこれを下さい、と言ったところ、店員さんはどこに在庫があるのか忘れてしまったようで、しばらくゴソゴソしている。
Flybookはどうも完全にブランド志向の商売を目指しているようで、ショールームの店構えは秋葉原よりも銀座にあった方が良いのではないかと思うくらい、小洒落た雰囲気があり、まあそんなこんなであんまり人が入っている様子がない。
すなわち本体を筆頭に、日本で本当に売れているのか、って感じなのだけど、今回の充電器もまさしくそんな感じ?展示してある割には在庫がどこか分からないくらいに売れていない?
まあそれはともかく、閉店間際だったこともあってそそくさと買って家路に向かったのだが、今回はあまり店員さんに話を聞かなかったことが後でちょっと後悔する羽目になる。
[あれれ?どうやって取り付ける?]
家に帰って取り出して、早速バッテリを充電しようとしてみると....なんじゃこりゃ?
下写真のようにバッテリを差し込むところは分かるのだが、コンセントがない。
充電器から出ているのはパソコンに差し込むようなプラグのついた短いコードが一本。
コンセントから直接充電する機械だと思っていたのだが...Flybook本体のACアダプターと、この充電器のコードが繋がるようになっていないのだ。
しかも海外製だからか台湾製だからか、保証書があるだけで、使用説明書もない。まるでそんなもんをつけなくても分かるだろ、というようだ。
ここ私は少し恐慌に陥る。
果て?私は本当に「バッテリ充電器」を買ったのだろうか?だがメーカサイトでもう一度調べると確かに「バッテリ充電器」とある。
そうなると私が思っていたこと
「バッテリ充電器とはノートパソコンのバッテリを、パソコンの本体につけることなく直接充電出来る物である」
という定義が間違っているのであろうか?
あ~?あ~~?あんパンを前にした大阪さん状態になってしまった。
思っていたのと違うと言うことで、返品出来るのか?いや、その前に電話で問い合わせてみないと....だがFlybookショールームが再び開くのは数日先だ。そんなことが頭の中を飛び交う。
いや、しかし常識的に考えて充電器は充電器のはずだ。とりあえずもう一度落ち着いて考えてみる。
豚の尻尾のように出たコネクタは前述のようにパソコンに繋げることが出来る。
これはパソコンについているバッテリから、充電器につけているバッテリに充電できると言うことか?そんなアホな。
[エウレカ!]
そこでようやく思い至ったのだ!
やっぱり!豚の尻尾の存在で、てっきりこのコードから充電するものと思っていたのだが、違うのだ!ACアダプターのプラグをさせる部分が充電器の本体に開いていたのである!
そして豚の尻尾はやはりパソコンに繋げるのだ。
そう、この充電器は一つのACアダプタを充電と本体への電源供給が同時に出来るようになっていたのである!分かってみればな~んだ、という感じ。
Flybookにサポートの電話をして恥をかかなくて良かった....(^^;)
[Flybook V33i充電器の使い心地]
バッテリ充電器の使い心地だが、2本同時に使えるのはグッドだ。私が持つバッテリはちょうど2本だし。
バッテリーをつける2カ所にはそれぞれ青いランプ表示があって、未充電では暗い点灯、充電していると点滅、充電が終わると明るく点灯するようになっているようだ。そのランプですら、相変わらず洒落たデザインである。
だが点滅するのはどうも片方ずつのようで、もう一方いついては未充電の時には暗い点灯しかしないところを見ると、2本を同時につけていても充電は片方ずつしか出来ないらしい。一方が明るい点灯すなわち満充電になるともう片方が点滅し始め、最後は両方が明るい点灯になる。
しかも充電時間は(きちんと調べたわけではないが)本体に装着した場合とあまり変わらなさそうである。すなわち急速充電器ではないっぽい。
まあこの充電器がなくて取っ替え引っ替えしながら全部で3本のバッテリーを充電していた面倒さを考えると、これにバッテリをセットして一晩ほっとけば良いので、楽は楽。買う価値は十分にあったといえると思うのだが。
この記事へのコメント