当ブログでは各記事を公開する際に「推敲度」というものを表示しています。ここではその意味について説明します。
私はサイト作りやブログ記事、あるいは掲示板投稿などでの文章を書く際、数回は推敲・校正をするようにしています。
もともと文章を長く書いてしまうタチなので推敲・校正も結構面倒です。それはまあ良いのですが、問題なのは推敲をしているうちに加筆したくなってしまい、新しい文章を加える、そうなるとその後もう一度改めて頭から推敲をする必要が出てきて、その推敲をしているとまた加筆したくなって...という感じになって、なかなか書き終わらないことが非常に多いのです。
その結果、なかなか公開に漕ぎ着けません。
サイト作り(ホームページ作り)の場合にはそれなりに人に読んで貰う文章ですので、そのような繰り返しの推敲・校正の上で、ある程度きちんとなったものを公開することになるのは仕方ない、ある意味理想的な部分があるでしょう。
けれどもブログではサイト作りで要求されているものと若干異なり、文章の正確さや読み易さだけではなく、情報の新鮮さや報告の新しさがウリである場合が多い気がします。
「稚拙な文章でも新鮮な情報」が良いか、「時期は外していてもそれなりに推敲された文章」が良いか、それは内容によっても異なる、なかなか難しい問題です。
私はまだブログを作り始めて半年にもなっていませんが、今までの経験だと「本当は画像をつけたいんだけど...」とか「もっときちんと校正したいんだけどとりあえず...」とか思いながらアップする場合が多く、そんな時には不完全な文章を読ませることに対して申し訳なく感じる思い、または「リンク切れや誤字脱字があるのは分かっているのだけど...」と忸怩たる思いを抱き、精神衛生上あまり気持ちよくないことがしばしばあります。
すなわち(自分的にも)稚拙な文章を読ませるのを嫌がる結果、アップが遅れがちで、場合によっては無期限公開延期で半ば書いたことすら忘れてしまうものすらあります。
そんなことを少しでも防止し、また「文章の質」と「提供の速さ」の妥協をする方法として考えたのが「推敲度の明示」です。
すなわち記事を公開する際に、提供者である自分・高崎が感じているその記事の内容の「完成度」を10段階指標で明示し、これを「推敲度」とすることにしました。
このメリットには以下のようなものが考えられます。
- 各記事の完成度を明示することで、読者の方々自身で「今読むか否か」を判断することが出来る
- 文章の完成度が高くなくてもそれを明示することで、完成度が低いものでも私自身が気分的にアップさせ易くなる
まあ言ってみれば、推敲度を低くして公開することで「この文章は本当はもっときちんと書くつもりなんだよ~」という言い訳をしたいということですね(笑)
10段階の目安は以下の通りです。
推敲度 | 文章の完成度 | 画像 | お読みになる皆様へ |
0/10 | 下書き、草稿の状態 | 勿論まだ掲載していない | 人様にお見せできる内容ではありません。文章が途中で千切れているかも(汗) |
1/10 | 誤字脱字、リンク切れ等の可能性十分にあり | まだ掲載していない | 書き殴っただけですので、お手数ですが再度読みに来てくださった方が無難です。 |
2/10 | |||
3/10 | 校正、推敲不十分なところあり | アップしたいもののうち、いくつかを掲載済 | かなり未完成な文章なので、もしもきちんとしたものを読みたい方は改めて御訪問下さい。 |
4/10 | |||
5/10 | |||
6/10 | |||
7/10 | 概ね完成しましたのでそろそろお読み下さい。 | ||
8/10 | かなり完成 | アップしたいものを概ね掲載済 | |
9/10 | もし誤字脱字、リンク切れ等がありましたら連絡頂けると有り難いです。 | ||
10/10 | ほぼ最終稿、改訂の予定なし | 全てアップ済 |
この指標は変わる場合もあるので御注意下さい。
最終更新日 2006年5月3日 19時29分
コメント
推敲ということは、「おまえが真に表現したいのはこれに相違ないか?」という自分自身へのあくなき問いかけでしょうか?
身の引き締まる思いがしました。