アプリGeoTrackerの自動保存(External Sync)の不具合

 自分はGPSログ記録が趣味みたいなものだが、GPSログの取得手段としてはGPSウォッチ、スマホのGPSアプリ、そしてGPSロガー専用端末を併用している。その中でスマホでのGPSログ取得アプリとして長年重宝しているのが「GeoTracker」だ。今まで自分のブログ記事で何回か触れてきたが、まともに取り上げる機会はなかったGeoTracker。今回、自動保存(External Sync)の機能に不具合が出ていたのをアプリの再インストールで直ったので、GeoTrackerの自動保存機能の紹介がてら、メモしておく。
(本文で書いたように再インストールの際にはExport trips databaseをしておかないとそれまでのログデータは失われるので厳重注意である。)

[推敲度 3/10]

【目次】

1■GeoTrackerの自動保存機能(External Sync、外部同期)
2■自動保存機能(External Sync、外部同期)が止まっていた
3■対応としてやってみたこと
4■(データバックアップして)再インストールしてみるしか無い!→解決
5■過去のデータも全て改めてGPX変換された
6■以前のGeoTrackerでのGPX変換
7■終わりに

【本文】

1■GeoTrackerの自動保存機能(External Sync、外部同期)

 GPSウォッチにせよ、GPSロガー専用端末にせよ、そしてスマホのGPSアプリにせよ、GPSログの有用な活用方法はパソコンなどで利用することである。だから自分にとって重要なのはパソコンでも使えるファイル形式に容易に変換できることだが、GPSロガーアプリ「GeoTracker」では現在、自動保存(External Sync外部同期)機能で自動でGPXファイルとして保存することが出来る。(保存フォーマット形式はGPX、KML、KMZの3者から選択可能。)

 自動保存(External Sync外部同期)機能に関する設定項目は以下のようなものがある(ここでは詳述しない)。

Setting
→Storage Settings
 External Sync
 External storage
 Export Format
 Sync automatically
 Sync frequency while recording
 File names with dates(以下略)

 変換はGPSログを取り終えたときに行われるようだ。上記の「External storage」にてスマホ内のストレージ(内部ストレージまたは外部ストレージ=microSDカード)を保存場所として指定できる。

 自分はスマホとパソコンの同期として
FolderSync Pro
というアプリを別に使っていて、一定時間ごとに重要なファイル(写真、キャプチャ画像、など)をパソコンに転送、コピーしているが、上のGeoTrackerのGPXファイルが保存されるフォルダを自動同期させている。

 ちなみに自分は、サブスマホ
TORQUE G06 KYG03
にてGeoTrackerを使っており、時々GPSログ取得に失敗しているが、概ね満足している。
(もともと多機能なスマートフォンでGPSロガーの役割に信頼を置くのは難しいと思っており、こちらでその見解を述べている。)

2■自動保存機能(External Sync、外部同期)が止まっていた

 上のように書いているものの、GeoTracker自身でGPSログを見ることは毎日のように行っているが、そのデータをパソコンで活用するのは頻繁にしているわけでは無い。先日、久しぶりにパソコンでGeoTrackerのGPSログを活用しようとしたら、、、、

あれ?最近のGeoTrackerのGPSログ(GPX)がパソコンに転送されてないぞ?

あり?GeoTrackerで設定されているフォルダにバックアップファイルが昨年2025年10月末を最後に作られていない?(4ヶ月近く)

勿論、新しくGPSログを取ってもバックアップ(GPX)ファイルが保存されない。えー!

ということに気がついた。

3■対応としてやってみたこと

(1)AI(ChatGPT)に聞いてみた

 こちらの記事に書いたようにAIチャットボットは信頼していない。今回も最終的には役立ちそうな情報はえられなかった。ChatGPTはAndroidOSの仕様変更で自動保存が邪魔されるようになった可能性をひっきりなしに言ってきた。またバックグラウンドでの動作が許可されているか、バッテリー節約のために自動で終了させられてるのでは無いかの疑いを言ってきたが、そんなのはとうに確認している。

(2)設定をいくつか変えてみた

・保存先を替えてみた

 保存先「External storage」が
(内部ストレージ)MySumaho/GeoTracker/extenal/

のようになっていたので以下のようにした。
(内部ストレージ)Document/GeoT/
(SDカード)Document/GeoT/

・保存頻度を変えてみた
「Sync frequency while recording」の頻度を1minutesにしてみた。

・アプリを強制終了して再起動

・端末を再起動

・設定の確認、見直し
「使用していないアプリを管理する」をオフ
「バックグラウンドでの使用を許可」をオン
権限として「位置情報(常に許可)」「通知」

—————-

 上を変更してみたが結局は解決しなかった。GPSデータを個々にエキスポート(「共有」からファイル保存)をすることは出来た。

4■(データバックアップして)再インストールしてみるしか無い!→解決

 Androidよりずっと昔から、Windowsでのお約束、ソフトウェアの「再インストール」。ただし長年録りためたデータは失いたくない。自動保存されなくなった昨年11月以前はパソコンに保存されているが、それ以降は外部保存されていない。またそれ以前のデータもGeoTrackerで見れておくようにしておくことは便利だ。

 設定にある
Export trips databese
という機能を使えば過去のログを保存できる。これをしておかないとGeoTrackerをアンインストールした時点でログデータは失われると思われるので、厳重注意だ。ただしこのデータは他のソフトウェアで読み込めるデータ形式にはなっておらず、GeoTrackerでしか読み込めない。

 自分は過去のGPSログを失うのをかなり恐れるため、今回、これでバックアップ取ったデータを他のAndroid機のGeoTrackerに読み込ませてすべてのデータを再現できるか確認した。それをした上で、以下のようにGeoTrackerを再インストールした。(これをお読みの方が本記事を参考にGeoTrackerを再インストールする場合には御自身のGPSデータが失われないよう、最新の注意をして試みて頂きたい。当然ながら当方は責任を負えません。)

GeoTrackerをアンインストール

念のため端末再起動

GeoTrackerを再インストール

まずは前縦tのエクスポートデータをインポートせずに、自動保存の設定をしてGPSログ作成、保存を実行。

バックアップ(GPXファイル)が作られた!九千歳!

前のデータをインポート。その上でGPSログ作成、保存を実行。

今度もGPXファイルが作られた!しかも、、、、、

5■過去のデータも全て改めてGPX変換された

 アプリの再インストールで自動保存が復活しただけで万々歳だと思っていた。11月以降、自動保存されていなかった数十のGPSログを手動で1個1個エキスポートすることなど、そんなことは大したことでは無い、、、と思いつつ、ちょっと面倒で憂鬱だったのだが、自動保存機能が復活してお試しのGPSログがGPX変換されると、なんと同時に過去のGPSログデータ(自分の場合には450余り)が次々とGPXに変換されて、保存先フォルダーに格納されていった。

 録りためていたGPSログは400以上になったので、すぐには出来ず、だんだんとExternal storageでのファイル数が増えていった。全てが変換、作成されるまで10分以上かかったかもしれない。

 一つ問題があるとすると、GPSログが作成されたにGPXが作られた場合は、ファイルのタイムスタンプがGPSデータ作成の日時になり、タイムスタンプでの整理がしやすい。だが上のように過去のデータが一気に変換された場合、タイムスタンプは同一時刻になってしまう。
 まあしかしそれは大した問題では無い。

6■(余談)以前のGeoTrackerでのGPX変換

 GeoTrackerで現在のような自動保存機能(External Sync、外部同期)が備わったのは2023年頃である。それまではデータを選んで手動でエクスポートする方式だった。複数のデータをまとめて選び、複数のファイルとしてエクスポート出来たものの、数十ものGPSログデータがあると、選ぶのも手間だった。

 だが、複数のファイルを選んでエキスポート出来るだけまだマシだ。GPS機器のファイルエクスポートでは複数ファイルを選んで複数のGPXファイルにエキスポートする、それすら出来ない機器、ソフトウェアが実に多い。そんな中で、複数データを選んで複数のGPXファイルに出来るGeoTrackerには感謝していた。

 ところが2023年11月頃、ソフトウェアの更新でこのまとめてGPX変換の機能がなくなってしまった。私は大ショックを受け、もしかするとお金を払ったら出来るのか?とプレミア版?(920円)を買ったり、サブスク(100円/月)を開始したりしたが、やはり複数変換は出来なかった。
 ところがよく調べると、確かに複数データのGPX変換機能はなくなったが、代わりに自動保存機能(External Sync、外部同期)が装備され、自動でGPX変換できる仕様が備わっていたのだ。それによりそれまで時々数十ファイル纏めてチマチマ変換しなければならなかったのが、勝手にGPXファイルに変換されるようになった。大感激だった。

 自分はサブスクはあまり好きではない。むしろ嫌いな方だ。だがGeoTrackerについては毎月100円のサブスクも払い続けているし、GeoTrackerのプレミア版?を買ったことは後悔していない。一般的な話、素晴らしいソフトウェアには金銭を払うべきだと思っており、サブスクは嫌いだが、一括払いなら極力、有用なアプリには支払うようにしている。GeoTrackerは有用なアプリの中でもピカイチで「100円/月ならば」許せる額だった。

 2026/2現在、Androidアプリで定期購入しているのはGeoTrackerが唯一だ。

7■終わりに

 基本的に、本記事はGPSログアプリ「GeoTracker」で自動保存機能(External Sync、外部同期)に不具合が出たためにアプリを再インストールしたら直ったというだけの報告だ。しかしGeoTrackerについてはその素晴らしさからブログ記事でしっかり取り上げたいと思っていたが、なかなかその機会がなかったこと、2年ほど前についた自動保存機能(External Sync、外部同期)については大変重宝しており、その素晴らしさを主張したかったことから、これを機会にメモすることにした。

 そんなこんなで、GeoTrackerについてはいずれきちんと紹介するブログ記事を作りたいとは思っている。