草稿:愛機タッチパネルモバイルノートFlybook V33iでWindows7ベータ版を使い始めた!

 かなりテスト的な程度の気分でWindows7β版を(使用頻度の低くなっている)自作デスクトップパソコンに入れた私であるが、毎日片身離さず使っている愛機FlybookパソコンV33iにもWindows7ベータ版を入れることになってしまった。
 ベータ版のOSなどという不安定なものを常時必須のモバイル愛機に使おうとすることは流石に躊躇われた私であるが、そうせざるを得なくなった事情というのは....

[推敲度 草稿/10]

[今更だけどWindowXPはA2DP/AVCRPに未対応!]

 TouchDiamond(S21HT)を買って音楽プレーヤーとしての利用とBluetoothモデムとしての利用に御機嫌な最近の私であるが、それに絡んで出てきてしまった不満がある。
 それはTouchDiamond自体ではなく意外なところから発生した。

 私がここ半年ほどでBluetoorhヘッドフォン(ヘッドセット)を愛用するようになったことは以下のようなブログで書いてきた通りだ。

・意外に便利なワイヤレスヘッドセットLBT-HP100C2/Bluetoothで快適!

(「究極のBluetoothモバイルマウス」記事からの続き)  Bluetooth機器は価格が高いものがまだ多く、それも敷居が高かった理由だが、先日秋葉原のT-Zoneでブルーテュースのヘッドフォンマイクが3000円弱で売られているのに気がつく。 む~、最近まで真剣には興味なかったのにぽんぽんぽんっと Blueto...
・希少!音楽で使えるBluetooth片耳ヘッドセットJabra BT8040レビュー
 世の中には「類似製品は多いのに、自分が求める仕様を満たしている製品がほとんどない。しかもその求める内容は技術的やコスト的にそれほど過大なわけではないのに....」という製品が結構あるように思う。今回はBluetoothイヤフォンに関するそんな話である。  音楽鑑賞向け片耳用Bluetoothヘッドセットについ...
・世界で唯一?「真に」ワイヤレスなBluetoothステレオカナル型イヤフォンVoyager855
(つづき)  前回のブログ記事で追い求めた「音楽も聴けるBluetooth『片耳』ヘッドフォン」を満たしそうで実際には満たさないのがPlantronics社製Voyager 855なのだが、この製品は別な意味で世界で唯一?なBluetoothステレオイヤホンのような気がしている。それはどういうことかというと... ...
・世界最小Bluetoothヘッドフォン ソニエリHBH-IS800にAVRCPはない!?
https://blog.stakasaki.net/article/200812article_5.html

 一般にヘッドフォンといえば携帯音楽プレーヤや携帯電話で使うことが多いかもしれないが、Bluetooth対応のプレーヤーを持っていなかった私にとっては愛機FlybookパソコンV33iでA2DP・AVRCP対応のBluetoothヘッドフォンを楽しんでいた、ということである。

 私がFlybook V33iで使っているのはWindowsXPであり、実はWindowsXPでは標準でBluetoothプロファイルA2DP・AVRCPに対応していない。

・Windows XP SP2 で の Bluetooth の動作と使用方法
http://support.microsoft.com/kb/883736/ja

 以下は、SP2 でサポートされるプロファイルの一覧です。
* Human Interface Device (HID) 主にマウスやキーボードなどで使用されます。
* Personal Area Networking (PAN) ファイルの共有などで使用されます。
* Dial-Up Networking (DUN) 主にモデムとして使用されます。
* Object Exchange (OBEX) ファイル転送に使用されます。
* Hard Copy Replacement プリンタなどで使用されます。
* シリアルポート プロファイル (SPP) PDAなどとの同期に使用されます。
上記以外のプロファイルを使用する場合は、デバイス メーカーより提供されますプロファイルを別途入手必要な場合があります。

 そのため仕方なく私はA2DP・AVRCP対応であるBluetoothソフトBlueSoleolのVer.2を使っていた。そのソフトは標準のWindowsXPのBluetooth管理ソフトと併用できず、BlueSoleilをインストールして使う場合にはWindowsXP標準のBluetooth管理機能が殺されてしまう。

 ところが今回Touch Diamondを導入したところ、BlueSoleilのVer.2では2つ以上のBluetoothダイアルアップ接続を利用できないらしいことに気がついた。

 すなわち私はBluetoothモデムとして従来からウィルコムの音声端末WX310K(通称「京ぽん2」)を重宝していたのだが、TouchDiamondを新たなBluetoothモデムとして設定したらWX310Kが使えなくなってしまった!アホか~!
 BlueSoleilの最新版(Ver.6あたり)を入れてみたのだがそれは基本的に有料になっていて満足な機能が使えない。

 私としては是非WX310Kも、そして今回買ったS21HTもモデムとして使いたい。困ったなあ、と思っていたところ、最新版のBlueSoleilをアンインストールしたらWindowsXPの標準のBluetooth管理ソフトが認識され、WX310KとS21HTがそれぞれ別なCOMポートとして認識出来、両方のダイアルアップ接続を設定できるようになった。

 やれやれと思ったのだが、A2SP・AVRCP対応のヘッドフォンを使おうと思ったところ、やはり使えなくなっている。

 ネット上で調べたのだが、結局WindowsXPの標準のBluetooth管理ソフトでA2DPを使う方法はないようで、東芝のBluetoothスタックやBlueSoleilを使うというのが一般的なようである。BlueSoleil以外ではXPの標準Bluetooth管理ソフトとの併用が出来る場合もあるようだが、いずれにせよかなり面倒なようだ。

[S21HTが音楽に「使える」ので別にいいのだけど...]

Bluetoothヘッドフォンを使えるのが愛機FlybookパソコンV33iだった時と異なり、かなり使いやすいTouch Diamond(S21HT)を手に入れた身としてはもうパソコンでBluetoothヘッドフォンを使うのを諦めようかとも思ったのだが。
 諦めるしかないと思ったのだが。

 思ったのだが。

[Windows7の誘惑]

 Windows7である。
 最近の私のブログ記事の中では「たいした内容でもなくただのインストール記録に過ぎないのに」大ヒットを飛ばしたWindows7。確かにデスクトップで使った感じでは非常に良い感じだった。
 でデスクトップなので試すことはしなかったがWindows7ではVistaでも対応しなかったA2DPに対応したと小耳に挟んだ。

 加えて当然WindowsXPと同様に複数のダイアルアップ先登録くらいは対応しているだろう。

......
 だめだ、だめだ!私にとっては愛機は実験機ではない。しかも現在IDEの250GBのHDDで全く容量の余裕がない。そんなところに「たかが」ベータ版に過ぎないOSを入れるのは無謀すぎる...

 だがWindows7はタッチパネルパソコンにかなり使い勝手が良いようになっているらしい。というかVistaでもXPのTabletPCエディションを取り込み、タッチパネルパソコンにとってはかなり良いOSとなっていた。
 私はVistaのUltimateを2つも9万近くかけて買った人間でありながらあまりVistaに良い印象がないのだが、悪口を言う気になれない一つの理由にタッチパネル対応を標準にしてくれたということがある。

[ということで愛機にインストールしてしまった!]

(作成中)

[とりあえずBluetoothは完璧!?A2DPもバッチリ!]

 結論から言うとBluetoothについては満足な結果が得られた。すなわちヘッドフォン(ヘッドセット)については標準でA2DP、AVRCPに対応しており、ヘッドセットでの使用を確認できた。
 またダイアルアップ接続についても接続機器ごとにポートが変わり、接続ごとに別な設定を作ることが出来た。

 たったこれだけのことがWindowsXPではかなり困難だっただけにかなり嬉しい。(有料のBlueSoleilを買えば別なのかもしれないが。それも検討したんだけど買ってる人、日本人ではほとんどいねえみたいだし。–;)

 そう!Bluetoothに関しては(私が拘るところについては)完璧超人(?byあずまんが大王)だったわけよ!
→その後、WindowsMobileデバイスセンターでうまく通信できない事態が発生している。ただしUSB接続でも駄目なのでBluetoothが原因でもないかもしれないが、とにかく完璧ではなかった。

 ともあれ、まあそれについては満足したわけだが、私にとってモバイル愛機は単にBluetooth母艦なだけではあらず....

 毎日必ず片時も離さない(←会社内で仕事している時以外)ほど寵愛している、拘りのパソコンとしてはいろいろいろいろいろいろちゃんと出来ないと駄目なのだ!さてはて、私が満足するだけの使い勝手の良さと、アプリケーションの動作互換性があるのであろうか!?
(つづく)

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