以前に
[Tips] 「ディスクの空き容量が不足しています」などで困った時
という記事を書きましたが、メーカー製のパソコンをお使いの方の場合、Dドライブに空き容量があるのにCドライブの空き容量が足りなくて困っている、という方もいらっしゃると思います。そのような方の為のアドバイスを書いておきます。
ここではシステムドライブがCドライブであることを前提に書いています。デュアルブートにしてDドライブにシステムのファイルがある方は適宜読み替えて下さい。
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[まずは参考になるリンクから]
いきなりですが、これに関してはSONYさんがVAIOユーザ向けになかなか親切なページを作っておられます。
・VAIOユーザーサポート「Cドライブの空き容量が少なくなった」
http://search.vaio.sony.co.jp/google/solution/S0307240014297/
VAIO向けと書きましたが実際にはVAIOユーザでなくても十分利用できる内容になっています。しかもかなり詳しく、しかもお勧め度までついています。
私のこの記事では特に私・高崎がお勧めする方法、あるいはそこでは書いていないものについて紹介したいと思います。
なお、上のVAIOページで紹介してあるうち、私がお勧めしないものは以下です
- システムの復元ポイントを削除する
- システムの復元に使用する領域を設定する
- 仮想メモリを設定する
- 休止状態を無効にする
- リカバリ再セットアップを行う
[バックアップの必要性]
本題に入る前にちょっと重要なことを。今回のような作業ではファイル、フォルダの移動や削除、あるいはソフトやWindowsOSの設定変更をするため、場合によっては操作を誤ったりしてしまい、大事なファイルを削除したり、改編したりしてしまう可能性が0%ではありません。
バックアップの重要性と、その具体的な方法については以前の記事で書いておりますので参考にしてください。
[Tips] パソコンを使う場合には必ずデータのバックアップを取りましょう
https://blog.stakasaki.net/article/200612article_3.html
ハードディスクの空き容量が足りなくなった場合、外付けのドライブを買うことを勧められる場合が得てしてあると思いますが、私は「空き容量不足の解消」の為よりも「バックアップ」の目的で外付けのHDDを導入なさることを強く強く強く勧めます。
上の記事でも写真付きで紹介していますが、外付けのハードディスクとはamasonではこちらのような製品です。
[CドライブのいろいろをDドライブに移す]
当記事で紹介する方法は3つです。
- 「マイドキュメント」の場所を別なドライブに移す
- インストールしてあるアプリケーション(ソフトウェア)の場所をCからDに入れ直す
- ブラウザであるIEの一時ファイル保存先「Temporary Internet Files」の場所を変える。
「[Tips] 「ディスクの空き容量が不足しています」などで困った時 」
で紹介しているツールを使い、Cドライブの中のどこのフォルダが原因となっているか、調査しましょう。
[「マイドキュメント」の場所を別なドライブに移す]
WindowsXPではユーザが独自に作ったファイルは「マイドキュメント」という場所に保存することが推奨されています。「マイドキュメント」はそこへのアクセスがしやすいように、あちこちに「ショートカット」が置かれているのですが、実際にその中身が存在するのは以下の場所です。
C:\Documents and Settings\ユーザ名\my document\
よって、このマイドキュメントにデータを保存する習慣の場合、マイドキュメントがCドライブ空き容量不足の原因になる可能性が高くなっています。
これを解決するにはマイドキュメントのデータの実際にある場所を変えることです。これについてはマイクロソフトが丁寧な解説ページを作っているので、そちらを参照してください。
・[マイ ドキュメント] の場所を自分で決める
http://www.microsoft.com/japan/users/tips/windows/059.mspx
ここで記された方法を利用して、「マイドキュメント」をDドライブ上のフォルダに割り当てて下さい。上の内容を実行する前に、Dドライブ上で
「ファイル」-「新規作成」-「フォルダ」
を行い、適当な名前(「My_Doc」など)のフォルダを作っておきましょう。
マイドキュメントの場所を変更しても、あちこちにある「マイドキュメント」のショートカットへのアクセス方法は変わりませんので操作上変わることはほとんどないでしょう。
[インストールしてあるアプリケーションの場所をCからDに入れ直す]
インストールしてあるアプリケーションには具体的にはWord、ExcelなどのMicrosoftOffice製品、年賀状作成ソフト、画像処理関係ソフト、ゲーム、セキュリティ対策ソフト、などなどがあります。
それらのソフトは、普通にインストールするとCドライブにインストールされるようになっています。けれども一般にはDドライブにインストールしても支障のないことが多く、しかもこれらのソフトが通常インストールされる
C:\Program Files\
のフォルダは大きくなりがちですので、これをDドライブに変更することでCドライブの空き容量をかなり増やすことが出来ます。
ただしC:\Program Files\のフォルダを上のエクスプローラ、マイコンピュータ上で強引にDに移動したりしては★絶対に★いけません。まず間違いなく不具合が発生します。
ではどうするのでしょうか。簡単な話、一旦削除(アンインストール)して、再度インストールを行うのです。アンインストールは必ず
「プログラムの追加と削除」
から行ってください。直接ごみ箱に移動したり、右クリックから削除するとやはり不具合が発生します。
再インストールする際、途中で
「C:\Program Files\xxxx\
にインストールしますが宜しいですか」
という表示が出てくるはずです。今度の再インストールでは上の表示の時にCをDの文字に書き替えてください。他の文字はいじくらないように注意しましょう。
なお、実際にアンインストールを行う前には次のことに注意しましょう。
[アプリケーションをCドライブからDドライブに再インストールする際の注意]
アプリケーションのアンインストール作業を始める前にちょっと待って!
上で挙げたようなアプリケーションをCからDに入れ直す場合には以下のようなことについて注意してください。
- 再インストールの時に必要なCD-ROM、DVD-ROMが手元にあるかどうか
- 再インストールの時に必要なプロダクトキー(ユーザ葉書などに書いてあることが多いです)が手元にあるかどうか
- ソフトを削除した際に一緒に削除されるデータ、設定などで、保存やメモしておくべきものはないか
2ですが最近は不正コピー対策などの目的でプロダクトIDやシリアルナンバーを入力させるものが増えました。それらはCDROM本体と同じくらい重要なもので、それらがないとインストール出来ない場合が多くなっています。確認しましょう。
3ですがあまり多くないのですが、アプリケーションを削除するとユーザが作ったデータも削除されてしまう場合が時々あります。一番代表的なのはゲームの場合で、ゲームの所謂「セーブデータ」はゲームの削除と共に消えてしまう場合が少なくありません。
ゲームでなくても、年賀状ソフト『筆まめ』ですと差出人データなどが消えてしまうようです。その他にも各ソフトの操作上の設定などは消えてしまうことが多いようなので覚悟しましょう。
それから、これは将来的なことになりますが、いずれCドライブをリカバリする場合、上のようにしてDにインストールしたアプリケーションは中途半端なままで残ってしまいます。Cをリカバリした際には
D:\Program Files\
はほとんど意味が無くなります。
当記事では直接消してはいけないとしばしば書いてきたしたが、このような場合すなわちCドライブをクリーンインストールした場合にはDにインストールされたアプリケーションデータ
D:\Program Files\
はほとんど意味が無くなりますので、直接削除して構いません。
[ブラウザであるIEの一時ファイル保存先の場所を変える。]
ホームページ閲覧ソフトでは一度見たサイトについて、再度見るときの速度を上げるために「インターネット一時ファイル」というものを保存します。ここの容量は上限が設定されていて、無限に増えることはありませんが、ネットサーフィンをするとすぐに溜まってしまいますので、Cドライブの空き容量が気になる人にとっては見過ごせない場所です。
これをDドライブなどの別な場所に保存する方法はやはりマイクロソフトのサイトで説明してあるので、そちらを参照してください。
・インターネット一時ファイルの保存先フォルダを変更する方法
http://support.microsoft.com/kb/880170/JA/
これをする場合も、マイドキュメントの時と同様、Dドライブ上で
「ファイル」-「新規作成」-「フォルダ」
を行い、適当な名前(「IE_temp」など)のフォルダを作っておき、それから上に書いてある方法で指定しましょう。
[参考になるサイト]
・GigaSpeed -ハードディスクを整理して使いこなす
http://www.layered.co.jp/uma/asada/asada05-10-21.htm
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2006/09/17 一部改訂