この項目、本当は
[Tips][Vista] XPと異なる操作や各種設定変更の方法
の中に入れる程度の内容だと思うのだけどmixiの総合質問トピック1でやたらと質問されることが多かったので、念のため独立した記事として書いておく。
#が~ん、このページを作った直後に
#「IMEで登録した単語が変換できない」
#を発見。折角作ったのに~。しくしく。まあいいけど。
# 本記事の最後に述べましたが、
#そちらのアドバイスに従った方が無難かも。
ブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)InternetExplorer7を使っている場合に以下の現象が起こることがある。
特に独自に辞書を作っているユーザが要注意である。
- 辞書に登録したのが出てこない。登録した語句は残っているが、反映されない。
- 辞書登録をするときも 「スタンダードユーザー権限を持つアプリケーションから起動してご利用ください」 と表示される。
- 適切な漢字に変換することができません。
- ダウンロードしたした顔文字が使えない。IMEもいじることができません。 どうも管理者として実行されてない?
- 絵文字とか顔文字に関して、XPの時には気に入った顔文字を見つけては コピーして単語用例に登録してmixiなどで使えるようにしてたが、Vistaのパソコンで同じ事をしようとすると 「スタンダードユーザー権限をもつアプリケーションから起動してご利用ください」と表示される。
- 顔文字の設定をしたいのだが、今まで通りツールから単語登録をしても変換出来ない。
これらの不具合は全て、IE7のセキュリティオプションの設定が「保護モード」になっている為である。すなわちVistaとIE7になってセキュリティ対策が高まったことによる副作用である。
とりあえずの解決方法としては
[コントロールパネル] – [インターネットオプション] – [セキュリティ] で、インターネットゾーンの「保護モードを有効にする」のチェックを解除することで使えるようになる。
(続く以下の記述も必ず全て読むこと!そうでなければウイルスなどに感染しても知らないぞ!)
まず強調しておくが辞書を使えるようにするためには「保護モード」を解除・無効にするのであって、逆ではない。何か機能を加えると思いこむのか、上のアドバイスを聞いても「保護モードを有効にしなければならない」と勘違いする人がいるようだ。
それはともかく、上の解除をしてしまうと、セキュリティ上の問題が発生し、それについては以下のような重要なアドバイスもされている。
それらをよくよく踏まえた上で、自己責任で導入して欲しい。
- 保護モード切っている場合には、不用意なURLクリックしないこと。googleなどから未知のサイトに行く場合は保護モードに戻しておくのが良い。
- Vistaでは上の保護モードを外してもXPよりも安全なくらいであるが、それはあくまでユーザーアカウント制御 (UAC) 機能を有効にしていてのみ成り立つものなので、保護モードを off にしているときは特に UAC はオフにしないようにした方が良い。
- IME の学習のみの話であれば、IME の辞書ツールなどで必要な単語を登録したら保護モードを on に戻したほうが安全。
- というか、設定画面にあるゾーンの一つ「信頼済みサイト」では保護モードが外されているので、辞書を使うようなサイトは「信頼済みサイト」に登録しておく、というのが一番無難そうな解決な気がする。IE7での信頼済みサイトへの登録の方法は
信頼済みサイトへの設定手順 (@START! 壁紙館)
もしくは最初に紹介した「IMEで登録した単語が変換できない」のページを参照のこと。
以上であるが、実はこの問題については私・高崎は全く興味がない(独自辞書使ってない)ので、ほとんど回答したことはないし、内容についてもよく知らない。
本記事の内容は前述のmixiの総合質問トピック1で回答した方々の内容を大いに、というか多大に参考にしている。
改めて感謝いたします。
#この内容は上記の通り、
#mixiのトピを参照しながら自分の考えでほぼ作ったモノですが
#「IMEで登録した単語が変換できない」
#のアドバイスを見るに、確かに保護モードを外すより、
#信頼済みサイトに登録させるほうが
#望ましいアドバイスな気がしますね。
#まあとりあえず、折角作っちゃったから、
#しばらくはこのままでいっか...(^_^;)
■関係リンク
登録した単語を Windows Vista の Internet Explorer 7.0 で使用できない
http://support.microsoft.com/kb/929623/ja
コメント
VistaのIE7では顔文字の入力もままならない
そう言えば顔文字辞書入れてないと気づき、エモジオさんのをダウンロードしてきて使ってみようとしたらいきなりトラブりました。
明らかに候補に入ってる文字を変換しても顔文字が一向に出てきませんでした。
んでちょっと調べてみたのですが、ハマル生活さんの記事 [Vista] IE7を使う時、辞書に登録した単語が出てこない、mixiで顔文字などが使えない に詳しく載ってました。
VistaのUAC(ユーザーアカウント制御)の解除するか、IE7の保護モードを解除するかしか方法は無いようですね。
UACは本来スパイウェアなどの自動的にシステムを変更するプログラムに対して効果を発揮するセキュリティ面からすれば非常にいいものなんです。ユーザーが入れた顔文字のユーザー辞書まではじいてしまうとは徹底してます。
しかしこれを有効にするとプログラムを起動するたびに許可を求めたりこう言う事が起こったり、かなり使い勝手が悪くなります。
使い勝手が悪くなるってことはこれをオフにする人が増えるわけで(;´Д`)
まあ、なんにせよ自分のパソコンだからオフにするのも自己責任って事でOKなんですけどね。
どうしてもUACオフにするのが嫌でIE7の保護モードもオフにするのが嫌なら、素直にFirefoxを使いましょう。普通にいけます。
まあFirefoxを使うのも嫌というならもうどうしようもないですが。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ちなみにUACをオフにすると例えIE7のセキュリティタブで保護モードをオンにしても保護モードは無効になるようです。ステータスバーに記載されていました。2つは連動しているようで要はIE7の保護モードとはIE7でのブラウジングでUACを使いますか?って事みたいですね。
こんなことしなくても、辞書のファイル名をセキュリティ高めたもののにすれば簡単にできるのに